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あおぞらブログ


【明石邦彦のつぶやき】女性の方がおしゃべり? 2026/2/16
 TVのニュース番組を見ていたら女性の方が男性より1日3000語多く話すそうだ。TVでの話であるが、「ふーん。そうなんだ。やっぱり。」と妙に納得のいく話に思えた。周りの女性の会話で感じることは日常生活で「女性の方がよく話す」と感じる機会が多い。私の妻を見ていると尚更強く感じるものだ。ついつい「回りくどい。結論は?」とか、聞き流すか、自分の部屋に避難するかである。逃げられないときには嫌悪感を抱きながら会話が終わるのを待つ次第だ。そんなこともあり、興味を引かれて、ニュース番組のネタ元を検索してみた。
 検索してみると米国のアリゾナ大学の心理学研究チームの論文だとある。研究の論文は2024.2のJournal of Personality and Social Psychology に掲載されたものであるとわかった。元の論文を検索し、紐解くのはやめにしてNazologyの記事を読むと「女性が男性よりも話好き」、「男性は寡黙で、女性は感情を言葉にするのが得意」という考え方も根強く存在すると紹介されている。このような一般的?とも思われる書き出しで読者を引き付けていた。
 さて、アリゾナ大学ではどのような調査を行ったのかを調べている。なんでも前回の調査では母集団の数が少なく、大学生のような人ばかりだったようである。データが偏っていると批判されたので、より多様な人を対象として調査したということである。10歳から94歳までの男女2197人のデータ数だそうだ。そして、EAR(Electronically Activated Recorder)という録音装置で、日常会話の断片を記録したようだ。約63万件のデータとなり、それを解析した結果だという。その結果、男女の性別による会話量は25歳から64歳の年齢層で、女性は男性より約3000語多く話していたそうだ。(表1) ただし、10歳から24歳までと、65歳以上は、男女の発話量はほとんど差がなかったとされた。

        表1 男女別の発話量
  性別    発話量      発話数比較
  女性   約2万1845語  約3000語多い。
  男性   約1万8570語

 女性の発話の数の多さについては子育てや孫の面倒を見たり、家庭の管理を担うことが多く、結果として会話量が多くなると推察している。しかしながら、最近では(2005~2018年にかけて一日の平均発話数は1万6000語から1万3000語と減少傾向にあるという。その原因はスマートフォンの普及やSNSの使用増加により人との対面で話す機会が減っている影響だという。
 さて、この記事を見てやはり女性はそうなんだと思う事例が多い。私の妻は高校時代から圧倒的な会話発語量だった。それは80歳に近くなっても変わらない。寡黙な私は「結論は何なのか」と早目の解答を求める傾向が強い。男性は仕事の関係上、簡潔に、明確な対応を求められることが多い。特に社長とか目の上の人に話すときは、「お忙しくて時間がないだろう」と思い、結論から伝える習性がある。周りの状況から話すと説明には時間がかかる。これでは上司の皆さんには迷惑な話だ。福祉の世界では女性が多く、会話を重んじるので、Face to Faceが重視される。結論は最後になるので、しばらくは話が続く。これらを考えると「すぐに結論を求める男社会」と「まずは順々に説明する女社会」とは発語数に大きな違いがでるのは当然と思った。女の文字が3つ合わせると姦という会意文字となる。この字から姦しい(かしましい)という言葉で、「おしゃべり」や「やかましい」という意味が出てきたそうだ。
もうちょっと語源を調べてみると「かまし」という言葉があるそうだ。「かま」は騒がしい音という意味があり、「かまし」を重ねた「かましかまし」から「かしかまし」となり、最後は真ん中の「か」が抜けて「かしまし」となったそうだ。いずれにしても昔から女性の方が発話数が多く、うるさく思われたので、「3人寄れば」の会意文字が作られたのだろう。昔からそのような傾向は世の中で認められていたのである。それでは*「男3人寄れば」の会意文字は存在するのかなと思った。絶対に昔の人は造語を作ったはずだと思われた。

*調べてみるとありそうだとわかったが、文字には出てこないようだ。なんでも「たばかる」という言葉だそうだ。漢字では「謀る」という文字だ。これは謀る(はかる)という言葉なので、だます、よくないことを考えるという意味なので、なるほどと思った。歴史を紐解くと男たちが集まって、密議をしている姿が浮かび上がってくる。政変の謀議はまさにこの文字にピッタリである。





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