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【明石邦彦のつぶやき】AIの使い方 |
2025/12/23 |
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いつもながら「AIは新しい創造ができるのか」という疑問を持ち続けている。もともとAIの定義は「人間の知能を模倣し、学び、判断し、行動する能力を持ったコンピュターである」とされている。「模倣し」という言葉から考えるとAIは創造性を持っていないのではと思われた。
いろいろと調べてみるとAIに対する基本的な考え方は3つに整理できるようだ。
①データに基づき動作するシステム
過去のデータに基づき未来の結果を予測できる。ただし、AIが精度の高い予測を行うには過去のデータが正確であるとともに未来に対しても有効である必要がある。
これはAIが学習するために十分な量のデータが必要であることとその質が問われることを意味している。
②感情や直感は持てない。
AIは人間の知能を模倣しようとするものの、直感や感情、倫理的判断を持つことはできない。人間は複雑な状況に直面した時に過去の経験や感情・直感をもとに判断するが、AIは人間のような判断基準はない。AIは論理的なアルゴリズムに従って動作するのみである。
③創造性の欠如
人間は未知の問題に対して新しい解決策を見出したり、創造的なアイディアを生み出すことができる。しかし、AIは既存のデータ処理には優れているが、創造性の面から限界がある。
上記のように言われているが、人によっては万能のように感じる人もいるようである。
さて、AI技術も進歩しており、注目技術として生成AIとChatGPTがあるとのこと。
①生成AI:テキストや画像を自動的に生成する能力を持つ。
文章作成ではライティングの時間短縮。画像策では指示に基づき新しい画像を作成できる。
②ChatGPT:言語処理ができるようになった。
単なる質問応答に限らず、複雑な会話や問題解決を行うことができる。人間に近い会話ができるようになった。
これらの結果から考えると我々として考えなければいけないことは「AIが得意な分野はAIに任せ、人間が持つ直感や創造力を活かせる分野で特徴を発揮する」ように心がける必要があるようだ。
色々調べるとAIの可能性と限界もわかり、頭がすっきりとしてきた。このことから考えると議事録の作成時間の短縮や、文書の誤字・脱字などの修正、文書の論理性構築などに使えそうだ。さしずめ、理事会や評議員会の資料、月次報告などたくさんのりようがありそうだ。当面は整理したり、正しい文書の作成などでAIを使い、時間生産性を上げるように努めよう。ただ、自分の中には「時間がかかってもデータ整理や情報整理の時間を楽しんでもいいんじゃないか」と思う気持ちもある。「激しい競争社会に生きているわけではないのだからスピード勝負の世界ではない。スローライフで論理を構築しながらゆっくりした時間を楽しむのも良いじゃないか」というとなんだか納得したような気分になる自分がいる。
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