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【明石邦彦のつぶやき】目標設定をお任せして! |
2025/11/7 |
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組織はいつも明確な目標を示して、その目標に沿って活動することが大事だ。
いつどのように行動するかなどの具体的なスケジュールが明確にされていないと、部下は無駄な努力を重ねることが予想される。一般的にSMARTの法則などと言われて、計画の正当性がチェックされるが、それなりの決め方がないと組織を動かすことは困難である。
さて、10月の虐待防止(GYB)等委員会の場で「来年度は委員長をおりるから皆さんで来期の目標づくりにチャレンジしていただきたい」と申し上げた。ここ2年間、GYB等委員会を任された時には、自分なりに組織として何が問題か、その理由は何かなどと考えた。そして、やらねばならない事を決めて、実践してきたつもりである。そのため、具体的な目標と解決のための手段やスケジュールなどを明示しながら運営してきた。その結果、目標はほとんど達成できたと思っている。よって、理事会資料や議事録を仕上げる時は深く考えることなく、スムースに記載できたと思っている。GYB等委員会の運営は形式を整えてきたので、そろそろ皆さんに手渡ししたい。これからは若い人たちで運営していただければと思ったからである。R5,R6の理事会資料、GYB等委員会の議事録を参考にしながら何をするべきかを事務局中心に考えていただければ幸いと思っての提案である。
あらためて、目標設定などは一般的にどのように決められているのだろう。教科書的なものを紐解くと目標設定には3つの要素に分解できるとある。What(何を目標にすべきか),When(いつの達成を目指すのか),Why(なぜその目標にすべきか)だそうだ。何を目標すべきかを考えた場合、発生型目標と設定型目標の2つがあるとされる。どちらも一般的な手法である。発生型はもうすでに課題が発生し、その解決に当たるケースだ。設定型は私に言わせるとあるべき姿から導かれる目標ともいえる。どちらの目標でも具体的にやるべきことが明確になっていないと動きようもない。そこで、SMARTの法則が活用されての目標設定となる。SMARTとはS:Specific(具体的)、M:Measurable(測定可能)、A:Attainable(到達可能)、R:Relevant(価値のある)、T:TimeBond(時間制限のある)の活用だ。
最近の私はどちらかと言えば短期課題を多く手掛けるので、発生型の目標づくりが多いようだ。しかしながら、長期目標となると設定型目標にならざるを得ない。例えばMAP計画(あおぞら共生会を1枚岩にするための長期計画)のように10年計画だとすれば組織のあるべき姿から発想しないと次元の低い目標となってしまう。会社などでの長期計画はこのやり方が一般的である。私は味の素でいくつもの長期計画を作ってきたので、「あるべき姿」という言葉が身に沁みついているので、ついつい会話の途中で「あるべき姿は!!」と口走ってしまいがちだ。
さてさて、大事なことだが、上に立つ者は目標に対して具体的なアウトプットイメージを持って臨むこと大切だと思う。目標イメージが湧かない計画は何をやっていいのか組織員が迷ってしまうし、年度終りには計画が頓挫することは自明の理だ。GYB等委員会では発生型目標にしなければ目の前の課題解決には至らないので、ここ2年の実績を見ながら新たにやるべきことを組み立てていただきたいと思っている。
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