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【明石邦彦のつぶやき】「地域に生きる」とは! |
2025/10/20 |
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まずは最初に投稿を再開しますと宣言します。何故なら新旧ホームページ切り替えは契約の関係上1年ほど継続せざるを得ないということが判明しました。そうすると、投稿しないと職員日記が空白となり、組織としてはまずいと思いますので、頑張って書くことにいたしました。これからもお付き合いください。
10月11日にセソール祭りが行われた。以前はサマーカーニバルで8月末に行われていたが、コロナもあり3年ほどは開催できない状態であった。去年再開されたが、「熱中症の危険性があるので、真夏は避けよう」という話になり、10月に開催の運びになった。あおぞら共生会はセソールマンションに3つのグループホーム(GH)を所有している。GHウイズを開設する時に、管理組合から3つのGHが退去を求められた。その時は3役はもちろんのこと、大石弁護士、浦崎弁護士の力を借りながらなんとか認めてもらった。最近では大阪裁判の件もあり、マンションでのGH利用は認められたことがわかっているので、地域との紛争は起きないことだろう。
私が以前住んでいたライオンズガーデンでも消防法の問題で管理会社から追い出しをかけられたが、管理会社も大阪裁判の結果を知ってから何も言わなくなった。ただ、ライオンズガーデンの管理組合はオーナー(持ち家)だけで構成されている。オーナーの数は30所帯で残り60所帯は賃貸である。昔は何年も同じ人が理事となり(交代がいなかった)、運営されてきた。最近、理事の期間が長すぎるとの話になり、2年毎に理事が交代となる規約(30所帯で輪番制)に変更された。そうなると理事の力量で運営されることになる。初めての経験者(特に女性)が多く、月々の運営に精一杯のようで、福祉問題などの啓発活動はやりにくく感じた。また、町内会に入会している会員は4名となり、地域から浮き上がった存在となった。昔は町内会にTV出演など協力してもらったものだが。さらに、オーナーは高齢化が目立つようになった。しかしながら、防災体制が整備されていないので、災害が起きた時にはどうするのだろうと思った。「防災体制を整えるべし」と申し上げても管理組合としては大規模修繕など目前の問題解決に目が行きがちで、災害防止体制の構築などの発案はないのが、現状である。また、オーナーも代変わりし始め、若い人たちの入居となると「町内会には入会しないでもよい」と流布されているようで、新規加入者を募集しても集まらない現状となった。私は持っている5軒の一部を売り払い、自治会組織が発達しているセソールマンションに入居することにしたのはこのような理由からである。
今年の1月に転居した。このマンション群は500所帯で、自治会への加入率は90%を超えている。若い所帯も多く、子供と老人のバランスもとれていると思っている。そのような前提があり、秋のセソール祭りを迎えた。あおぞら共生会は5名の職員がテント張りから、焼きそばやビールの販売などでお祭りを支えることになった。
当日はあいにくの雨であったので、売店の売り上げが気になり、結果を石井理事長に聞くと「完売」とのことであった。雨の中でも500所帯の人たちがこぞって参加した結果であろう。自治会長さんからはあおぞら共生会の参加に大変感謝されたそうである。明石洋子さんが「地域に生きる」を旗印に運動されてきた成果がここに結実しているように思えた。自治会から来年度はサードピアの理事として須賀さんを立てることも要望されている。関係が深まれば逆にセソールからのヘルパーなどの人材供給を願いたいところである。
セソール内で共生会に苦情が出ればすぐに対応し、障害者への理解と啓発活動につなげたい。そうなると川崎市から認定されている福祉ゾーン(セソール地区)としての価値もさらに上がることだろう。障害のあるなしに関わらず気持ちよく暮らせる社会の実現を目指したいものだ。
昔、久地にGHを開設したが、遠すぎて管理ができないので、京町地区に移動した。また、他地区の施設も京町近辺に集約させたことが実を上げたという結果である。あの決断は正しかったと思うセソールの祭典であった。
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