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あおぞらブログ


【明石邦彦のつぶやき】全体研修:「CARE」プログラム 2025/2/25
 2月15日(土)に高木ゼミの延長線上となる全体研修を行った。「CARE」の研修プログラムとしてのグループワークである。一般社団法人「CARE-Japan」の研修プログラムでは4時間程度の講義ならびに演習がなされる。高木先生にはエッセンスをまとめていただき、講義と演習を含めて3時間のプログラムでお願いした。休日にも関わらず利用者支援をしている職員が60名弱程度参加した。一応、4人一組でグループが形成されることになった。私は前週に高木先生からの「お願い」が出されていたので、どのような研修になるのか気になっていた。お願いは「ファシリテーターの皆様へ」とあり、内容はグループワークの時にファシリテーターとして適切にアドバイスするようにというメッセージである。特に、後半のロールプレイの演習でファシリテーターがどのように3人の方(スタッフ役、当事者役、モニタリング役)にアドバイスできるかが問われている。私なりにはこの役目が職員に務まるのかが大変気になるところである。そのため、当日は早めに会場に行き、先生がファシリテーターの方々にどのような説明をされるのかを伺がった。なんでも道具があり、それを使って、当事者役の行動を見ながら、スタッフ役が3P(ほめる、繰り返し、行動を言葉に),3K(命令、質問、批判)を意識した発言を行い、モニタリング役がスタッフ役の3P,3Kの数をチェックするとのことだ。そのようなときに、ファシリテーターは3人の行動をみながらアドバイスをするようだ。まあ、実際の場で皆がどのように対応するのかを見てみようと思った。まずは近くの4人のグループワークを覗かせていただくことにした。
 前半は「CARE」の講義である。先生から「CARE」は子供と大人の絆を深めるプログラムとしての紹介があり、この理論は大人の発達障害者にも適用できる旨の話があった。そして、発達障害のある人への接し方として、その方の尊厳を重視し、丁寧な言葉を使った接し方の重要性を説明された。この理論は子供との関係性、すなわち絆を深めるための技術であるとのことである。細かくいうと「ダメ出し」は自己肯定感を下げる事や視覚的な手掛かりを使って情報提供することや具体的な指示すること。また、大声や威圧的態度は抑えて、中立的な態度で接することが重要とされている。そして、3Kと3Pの説明がなされた。これについては12月の高木ゼミで受講したので、私なりには理解できているが、2/3の一般の支援員の方は初めて聞く言葉かもしれない。子どもと大人との関係性で3Kが子供からの主導権を奪わないようにとのことや否定的な会話がしばしば不適切な行為が増える原因となることが説明された。一方、3Pは具体的にほめたりするとよい行動が増えたりして、お互いが良い気分を味わえることになる。また、繰り返しは会話の主体が子供(利用者)となり、子供は親が自分を受け入れていることを理解することになる。また、会話が弾み、量が増える事にもなる。なお、適切な行動を支援する言葉を使うと概念や発想を教えられるし、会話のモデルに繋がることを説明された。
 さて、このような3K,3Pを意識したことが日常にできるようになるには少しずつの積み上げ訓練が必要となると言われた。後半はいよいよロールプレイとなった。参加者の緊張をほぐすためにまずはジェスチャーでの理解力を試された。題材として「大谷選手の50-50の達成」が示された。チームの一人が題材に沿って演技し、それを残り3人が理解できるかのゲームである。右打ちの大谷選手が出てきたりして、個々人の解釈で色々な演技が示された。次に3Pの読み上げは2人で組んで行われた。最後は懸念した3人一組での役割に応じた3K,3Pの演習訓練だ。利用者役は折り紙や塗り絵を使った作業をしているところにスタッフ役が適切な関係づくりに役立つように声掛けをする役であった。残りの人は3分間でどれくらいの3Pと3Kが使われたかをチェックする役である。このように3人で三位一体のロールプレイが行われた。ファシリテーター役は3分後3人に適切なアドバイスをおくることになったのだが、なかなか適切な指示は難しそうだなと思った。その後、順番に役を代わることによって、3人の立場の違いを認識していただいた。3つの役回りを経験することによって3Kと3Pが意識できたのではと思った。ファシリテーター役のアドバイス発信には大きなストレスがかるのではと杞憂したが、アドバイスも少なく、それほどストレスがかからないようなので、少し安堵した。3時間をかけての講義とロールプレイでしたが、まずは無事に研修が終了出来てほっとした。
 高木先生は一般社団法人の中でも神奈川県のファシリテーターとして登録されていらっしゃるので、法人の支援者の実力を考えながらご指導をいただいたものと感謝する次第である。4月2日の自閉症啓発デイでの講演は私の妻と息子の3人で会を盛り上げていただきましょう。私も参加して、盛り上がりを確認したいと思った。





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