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【明石邦彦のつぶやき】感謝の言葉 |
2025/2/13 |
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最近、「ありがとう」という感謝の言葉が多くなった。これは年のせいだと認識する。引っ越しのお陰で脊柱管狭窄のつらさが増してきた。そのため、今では安全のために杖を突いている。感謝の言葉を発する典型的な例がバスの乗車のときである。いつも仕事が終わると二ノ辻から乗車し、3つ目の駅の小田2丁目で降りる。新しい住居となったセソールマンションの前である。二ノ辻にあるマルエツで食材を買って乗り込むと杖を突いている私が目を引くのであろうか。前を見ている私の背中が突つかれ、優先席をあけてくれるご婦人方がいる。本当はすぐに降りるので、このままでいたい気持ちもあるのだが、譲ってくれる人に感謝しながら座ることにしている。なんだか面はゆい気持ちとなる。優先席に座ってスマホをいじる若者からは無視されることは多いが、人の気遣いが身に染むこの頃だ。
話は変わるが、私が杖を突いている姿を気に留めてくれた職員が杖を吊り下げる道具を送ってくれた。最近の癖で私はすぐにお礼のメールを打つと返事が返ってきた。「よく気が付くようになったでしょう。係長にしてくださいね」とお笑いマークが記されていた。「冗談だよね」と思いながらその人の温かい気持ちを受け止めた。その他にも職員の皆様には気にかけていただいて感謝である。今まではお年寄りの人に対しては席を譲るなりして、敬老の意思を表してきたが、まさに逆転の年になったことをヒシヒシと感じるこのごろである。先日メールをくれたその職員にお会いしたときに「それじゃ係長といっても宴会係長だよね」と返しておいた。その方は随分柔らかになってきたねと思った。少しずつ余裕ある生活を送られているようだ。部署を異動することにより人は新しい環境に慣れて成長するものだと思った。変化をもたらしてくれた環境に感謝である。
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