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【明石邦彦のつぶやき】おかしな選び方 |
2024/12/6 |
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アメリカ大統領選ではトランプさんがハリスさんを破った。バイデンさんの代わりにハリスさんが登場した時はハリス旋風で優位に見えたが、選挙戦が終盤にかかると逆転し、結果は皆さまが知る通りである。私はトランプさんの行動原理は「富めるものがますます豊かになる」ことでトランプ財団が儲かるように考えるだろうから好きではない。トランプさんには最後に「ハリスは女だけど本当に国を任せていいの」という常套句を繰り返せばよかったのだ。国防・戦争を考えると第一線では力の勝負だ。「女に何ができる?」と問えば、誰でも「ウーン」と考えてしまうのだろう。なんだかこの世の中は民主主義的な体制から独裁の価値観を持つ者の世界に変わりつつあるようだ。日本でも安倍政権になったときに感じたが、モラルハザードの幕開けだ。お友達と一緒に「自分たちの都合の良いようにやろう」という姿勢だ。赤木さんの自殺の原因となったモリカケ問題や、黒川さんの定年延長、はては旧統一協会問題、裏金事件とマイナスの歴史が続く。法律はあってもザル法では日本の政治・経済の地位が低下する一方である。
まさに11月25日に行われた兵庫県知事選挙もその縮図を見るようだった。選挙では対立候補者への偽情報など「出るわ、出るわ」である。結果として、選挙前にマスコミから叩かれていた人がなぜか当選した。この方にはまだ取り上げられていない優勝パレードのキックバック問題もあり、罪に問われるのにと思っている。早晩、兵庫県民は再選挙をしなければならないのではと考える。百条委員会も継続されるだろう。ただ、残念でならないのは知事の行った行為で犠牲者が二人出ている事実を県民はどのように評価したのだろう。知事は亡くなられた方への責任は近習だった4人組に全部おっかぶせて逃げ切れると思っているのかしら。「道義的責任ってなんなのわかりません」がまかり通る世の中では困る。なお、これからは百条委員会で証言された職員の方々にもきっと報復がなされるだろうから県職員の間で戦々恐々の事態となることだろう。自分のプライドばかりを考える人が上ではだれも近習になろうとしないだろう。自ら近習になろうとするものは4人組のように邪な?考え方を持つ者であろう。己が利に敏感な人が集まってくると行政はズレてくるものだ。まさに、「類は友を呼ぶ」である。告訴した郷原弁護士や上脇教授には頑張ってほしいものだ。
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