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【明石邦彦のつぶやき】火野正平さんを悼む |
2024/11/25 |
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11月20日のニュース欄に正平さんが亡くなったとの報告があった。ショックだ。こころ旅のファンとしては悲しい限りだ。春の旅が正平さんの腰痛のために中止となり、秋の旅での復活を楽しみにしていた。なのに!今度は腰椎の圧迫骨折で、出演できないとのことだ。7月には再開するとの発表で心待ちにしていたのに!!その後、ピンチランナーさんが走るとのことだった。最初が柄本明さん、ついで田中要次さん、3番目は女性が登場した。釣り番組で見かける田中美佐子さんだ。4番目は照英さんだった。夕方の5時の放送だったので、毎回チャンネルがBS1とはいかなかった。何故なら夕食づくりとかに重なったり、つい「今日のニュースは?」と違うチャンネルになってしまったりしたものだ。また、放送も連続してピンチランナーさんが走るわけではなく、昔の火野正平さんが登場し、再放送となる。そのようなこともあり、頭の中では見なければならないという強迫概念を醸成することは難しかった。ピンチランナーの方々も長野、山梨、静岡と田舎を走るので、結構きついものがあったのではと拝察する。
さて、正平さんは若いころの女たらしのイメージがあるが、10年以上もこころ旅を見続けるとずいぶん親しみのある人だなと思った。日頃は見かけない動植物を発見したらスタッフに告げて、立ち止まり、「物申す」で好感度アップである。本人はまだまだ続けたかったのであろうが、亡くなってしまった。ナレーション役の駒村アナも悲嘆に暮れていることだろう。これからもこのような番組作りが行われるのであれば、人間味のある、味わい深い初老の方が続けてくれると嬉しいものだ。
私自身のこころ旅への投稿は2回ある。最初は福岡の立花山登頂(山頂から見る博多湾の絶景)、ついで、神功皇后が三韓征伐に出かけた片男佐の浜を書いて送った。当然ながら採用には至らなかった。今年の春の旅は熊本出発とあるので、九重の山々の壮大さと自閉症キャンプの思い出をつづって用意していたが、地図で場所を確認すると熊本県ではなく、県境の大分県側であった。残念ながら春と秋のコースには含まれていなかった。用意したものが使われることはないと思い、結局は法人のHPに公開することにした。彼が長生きしてくれればチャンスはあったと考えるが、嘆息するばかりである。
いずれにしても、TVで親しみが持てる人が亡くなるのは寂しい限りだ。K2西壁で滑落した平出さんと中島さんのヒマラヤトレイルに続く新しい旅を見ることも無くなった。特に、平出さんは300名山登山で有名な田中陽希さんの画面を担当し、陽希さんの前後を走り回って撮影していたので、思い出深い。また、中島さんの剣岳登山の再放送にもなんだか胸が締め付けられた。この人たちの再放送を見るにはまだまだ時が欲しいものだ。
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