トップページ
最新記事一覧
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
|
|
|
|
|
|
【明石邦彦のつぶやき】メンタルヘルスチェックの実施 |
2024/11/18 |
|
|
|
今年、虐待防止委員会の委員長を仰せつかったので、年度計画ならびに4半期ごとの取り組み課題を明確にして、運営している。第2,3四半期にはメンタルヘルスに着目し、自己診断(30項目)と職場の雰囲気を知るための57項目を皆さんに書いてもらった。
30項目の自己診断は自分の精神状態を知るためであり、未提出で構わないことにした。ただ、57項目は職場及び自己診断も兼ねての提出だから氏名は伏せたが、一人一人のメンタルが知れるようにした。早速、日中の事業所9人の診断結果が出てきたので、私なりの分析を加えた。チェックは7つの項目で代替の職場の仕事ぶりと雰囲気を知ることができる。ただし、性別は調べていないので、危険レベルの個数は男女最低数値で示し、考察した。
チェック項目は仕事の負担度(5個以上)、仕事のコントロール度(2個以上)、仕事での対人関係(2個以上)、仕事の適合性(2個)、心理的ストレス反応(13個以上)、身体的ストレス反応(5個以上)、職場の支援(5個以上)に分かれている。それぞれの点数から職場の状況を知ることができる(単純合計判定法)。また、素点評価法では個人のストレス度合いを知ることができる。A:仕事のストレス、B:心身のストレス、C:周囲のサポートと項目が分かれており、積算した結果、Bが77点以上であれば、A+Cが76点以上であれば個人でのストレスが相当かかっていることを示している。
さて、9人のストレス度の平均値と危険値を超える人数を示したのが、表1である。①の仕事の負担度が危険レベルの人数は9人中7名であり、仕事量が多いことを示している。平均値を見ても危険レベルの5個をオーバーしていることから窺える。また、②の仕事のコントロール度から見ると危険レベルの人数は5名で、平均個数も1.9で2に迫る数値である。③の仕事の対人関係や④仕事の適合性⑤心理的なストレス反応も問題ないレベルであるが、⑥の身体的ストレスについては特定の人に負荷がかかる状態となっている。このような人に対しては負荷の原因を取り除く必要があると考える。⑦の職場の支援は概ね意思疎通は良さそうだ。また個人レベルでは危険レベルではないが、心身のストレスが高い人が2名、
仕事のストレスが高い人が1名なので話し合いが必要だと思われる。いずれにしてもこの結果をフィードバックして皆で議論していただこう。
|
|