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【明石邦彦のつぶやき】こころ旅 ピンチランナーによる旅の開始 |
2024/10/21 |
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NHKBSの夕方5時にチャンネルを合わせたら、こころ旅の秋の旅編の3日目の画像が飛び込んできた。前から、秋の旅が始まるのを心待ちにしていた私にとっては偶然だ。10月7日から始まったと聞いてはいたが、いつから放送されるかは知らなかった。14日から始まり、今日で3日目だそうだ。最初のピンチランナーは柄本明さんと聞いていたので、どのような画面になるかは「知る人ぞ知る」である。柄本さんが登場して出発地点で採用原稿を語り始めた。火野さんに比べて少し硬め(力が入っている)の印象であったが、まあパーソナリティだからやむなしと思いながら番組を楽しむことにした。そういえば志村けんさんと出ていた年増芸者同士のやりとりを思うと周りになじめるのかなと思った。また、柄本さんも75歳くらいで火野さんと同い年くらいと思われるので、自転車での走りが大丈夫かなと思った。まあ番組を引き継いでやるのではないので、1週間くらいは大丈夫だろうという楽観論で見ることにした。採用原稿の内容は父と歩んだ農道の散歩道の話であった。父の介護のために故郷に帰ってきて、しばらく二人の散歩を楽しんだが、体力の衰えた父が散歩できなくなり、その後、みまかられた話である。なんでも南アルプスの仙丈ケ岳(3000m)、北岳(3193m)などが見えるとのことであった。この日は雲がかかっていたこともあり、ディレクターさんたちも山に詳しくないようで、この位置にこの山があるなどの矢印は示されなかった。アプリがあれば位置が分かったであろうに、返す返すも残念である! 次に見るときには⇒が示されるかもしれない。期待しよう。
番組の途中で気が付いたのであるが、チャリオではなく、電動アシストの自転車が使われているようだ。柄本さんもなんだかバランスを取りづらいような動きなので、数日間大丈夫かなと思ったりした。後で、番組内容をチェックすると電動アシストの自転車にはチャリ丸と名付けられていた。
さて、目的地までの道すがらどこを訪ねるのかなと思ったら養殖場を訪ねてくれた。酸素供給のために養殖場には水車のような水しぶきが上がっていた。何が養殖されているのかなと思ったら「信州サーモン」だという話だ。長野県の水産試験場の成果の一つだ。話の内容を聞くとブラウントラウトとニジマスの掛け合わせで、雄雌はなく、中性だとのことである。そのために成長が早く、肉質も良いそうである。ブラウンと聞くと管理釣り場で魚との遣り取りを楽しむアングラーも多い魚である。バイオの技術で味の良い肉質(ニジマス)と病気に強い性質(ブラウン)を引き継ぎ、三倍体であるので、一代限りで、野外に逃げても増殖できない性質を持つと言われている。バイオの技術の中身を知らない柄本さんは「中性なの。フーン!」という感じで終わった。残念ながら「一度味わってみたいものだ」という話にはならなかった。
今日も5時にチャンネルを合わせてみよう。今週は田中要次さんがピンチランナーで山梨県を旅して、撮影が続いていることだろう。登場人物が変わるとその人のキャラクターが出て、それも面白いと考えることにしよう。
画像:1.柄本明さん 2.北岳(富士山に次ぐ高度) 3.信州サーモン
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