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【明石邦彦のつぶやき】闇バイトによる強盗事件が続発 2024/10/18
 8月から関東広域で高齢者が住む一軒家が強盗に入られる事件が続発している。夜中に玄関や窓ガラスが割られ、侵入されて貴金属やタンス預金などが奪われる事件である。人がいないときに侵入する空き巣と違い、人がいても押し入る手法であるので、従来の防犯手法は役に立たない場合もある。闇バイト募集で集められた素人集団が引き起こす事件であるので、手法が強引であり、けが人も出る。集められた人たちは若い人たちが多いこともあり、すぐに捕まったりし、割に合わないビジネスである。しかし、差配する者が捕まらないので、集められた人たちは捕まるまで犯罪を繰り返しているようだ。この手法ではどのような家が狙われるかを考えると集合した住宅地の端の家や隣の家と少し距離がある一軒家が多い。千葉県の白井市の一軒家は地図上から見ると典型的に狙われやすい場所であると見て取れる。立派な家屋でなくても高齢者宅は窓を破れば簡単に侵入できる。高齢者は繁華街へ頻繁に出かけるのではないので、タンス預金も少し多めにおろしてくるだろう。裕福ではなくてもそれなりのタンス預金を持っていることだろうから暴力をチラつかせながら脅せばそれなりのお金は安易に得られる。相手が老人となると抵抗も少ないと考える。裕福な家では百万円以上を貯めているケースもあるので、採算性は良いだろう。街中では頑丈な石塀で囲われていても建物に窓ガラスがあると簡単に侵入されてしまう。小奇麗な石塀などはお金を持っている老夫婦だと知らせるようなものだ。街中では到底若い人には手に入れられない建物であるからだ。
 さて、窓ガラスを割って侵入しようとする者に対してどのような防御態勢を作ればよいのか考えねばならない。窓ガラスに被膜を貼るなどの手法では防止できない。夜には雨戸おろすなり、センサーライトを設置したり、常時部屋の明かりをつけておくなどの対策が必要なようだ。警報システムは良いかもしれないが、電源を切られたらおしまいだ。これでは無差別に入ってくる者に対して有効な手段はあるのかしらと思ってしまう。侵入しようとする相手にこの家は防犯意識が高い家(ALSOKシールなど)であると思わせたり、防犯意識の高い街(夜間パトロールあり)のイメージを積み上げる必要はあるようだ。それにしても犯罪グループは一軒家や老夫婦の世帯、小金持ちなどの情報をどのようにして仕入れるのであろうか。訪問販売による下見や街中の噂話から狙われるとすれば控え目な行動が必要だ。





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