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【明石邦彦のつぶやき】山の日の虫取り(8月10,11日) |
2024/8/22 |
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お盆前にペンションすずらんに出かけた。3連休の前半である。本当はその1週間前を予約したかったが、一杯だった(1月15日くらいに予約の電話を入れたが、遅かった。元旦の受付でないと間に合わないようだ。)。さて、職員の参加者を募集したが、多忙なのか、反応がなかった。その結果、わが家族を入れて4人となった。そこで息子の政嗣に電話し、参加OKを貰った。孫たちは受験勉強で忙しいとのことであった。今回は一度富士山をグルッと回ってみたいと思っていたので、東名を使い、海老名、清水、下部温泉、南アルプス、甲府南、勝沼と回るコースを考えた。政嗣には甲斐大和からバスでペンションすずらんに来るように指示した。海老名までは帰省の車で渋滞がみられたが、3時間程度で下部温泉に到着した。
まず、洋子と徹之に富士川河川敷を見てもらうために下部温泉早川ICで高速を降り、三石山林道の展望台を目指した。展望台から見る景色はド迫力である。カミキリの方はカラスザンショウがわずかに咲いているが、リョウブの花は時期を過ぎていた。やはり、2週間前が良かったと思ったが、時は戻せない。須賀さんが大きなキイロアラゲを採集したので、満足していると下部温泉を開拓した人と出会った。なんでも20年間この地の開拓を続けた人であるとわかった。色々話を聞くとオオアオやスネケブカも採れるそうだ。採集されたオオアオを見せていただいた。この地にこのようなカミキリがいるのだと確認した。来年の楽しみだねと思っていたら、その方が湯之奥猪之頭林道にあるカラスザンショウの場所を教えてくれたので、そこを訪ねるとフタオビミドリトラが取れた。なんだか、河津のカミキリと同じだなという印象を持った。その後、高速に戻り、南アルプスICでおり、甲府南ICに向かった。その間に政嗣から連絡があり、甲斐大和駅に13時につくそうである。我々も少し早めであるが、甲斐大和に到着するので、駅で待つことにした。久しぶりに見る我が子も元気そうである。昼食を日帰り温泉の食堂にて食べ、砥山林道を通り、大菩薩ダムを見学してペンションすずらんに到着した。夕食はいつものように焼き肉BBQをお願いしてあったので、5人で食事を楽しんだ。7時からは政嗣を連れて、夜間採集に出かけた。場所は以前お願いして設営していただいた見通しの良い林道である。昨年はアカアシクワガタばかり取れた場所であるが、今年は時期が遅いので、何がとれるかはわからない。7月に比べて蛾が少ないこともあり、比較的に採集しやすい時期だった。ここでミヤマクワガタやコクワガタを取ったが、小さなクワガタを見つけた。今まで取ったクワガタとは違うので、後で館長さんに聞いてみたところオニクワガタの雌だった。もちろん私には必要ないので、館長さんに差し上げた。カミキリはクロ、ホソ以外にタテスジゴマフらしきものも採れた。採集中面白いなと思ったのはジャコウアゲハに似た蛾の一種であるアゲハモドキが飛んできたことだ。2時間程度で切り上げて、皆でクラフトビールを楽しんだ。館長さんとは「もうカミキリムシも少なくなりましたね」と会話した。次の日は、館長さんに下部温泉のオオトラの場所を聞き、秋になれば訪れることも考えた。いずれにしてもカミキリムシのピークは過ぎているので、最盛期は7月までかなと思った。秋のカミキリムシは目的の1種類しか取れないので、なかなかやる気が起きない時期である。いつもの秋のコブ拾いは少々飽きたので、やはり下部のオオトラかなと思うが、グループホームの行政監査があるので、来年の楽しみに取っておこう。種類を増やすには下部温泉が中心かなと思った。
写真:1.ジャコウアゲハ(蝶) 2.アゲハモドキ(蛾)
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