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【明石邦彦のつぶやき】バイデン大統領の撤退に思う |
2024/7/26 |
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トランプさんとの討論でバイデンさんが言葉に詰まる場面がみられた。その様子を見た議員の一部から大統領選での敗退が予測されるので、撤退した方がよい声が上がり、30名ほどの数に達した。私は2人の大統領候補は年寄りであるので、判断力の面からアメリカ国民は心配しないのか不思議に思っていた。況やトランプさんは犯罪並みの行為をしており、大統領選への出馬はトランプ軍団の利益を守るためではと思うほどだ。最近、どこの国のトップも高齢化して、かつ独裁的すぎると思っている(北朝鮮は別だが)。人の意見を聞く耳を持たない連中ばかりが政治の要所についていることはその国民に不幸をもたらしているともいえるのではないかと杞憂する。年寄りの視野が狭くなるのは体力的にも当たり前である。言い間違いが頻繁に起きると相手を間違え、思わずかっとなって、核のボタンを押すことも考えられる。年齢が高いことは沢山の経験を積んできたので、いいことだが、好奇心が減少し、幅広い物の見方は出来なくなる。視野狭窄となり、小さな世界感に陥るのは目に見えている。プーチンさんも習近平さんも行き詰まり感がある。この人たちはトップから滑り落ちたら非情な処遇が本人たちに返されるのかなと思ってしまう。ハッピーな余生は迎えられないことだろう。アメリカ大統領がアメリカファーストばかりでは世界は回らない。バイデンさんが推挙したハリスさんの若さ(59歳)に期待しよう。年寄り対決の一方が崩れたら若さのハリスさんに勝ち目があると思うのだが。本戦に向けてアメリカの若い人たちはどのように判断するのだろうか。
翻って日本のことを考えるといい加減な安倍さんの政治でここまで円安になり、輸出競争力が上がっても技術革新のレベルは世界から見たら相対的に落ちていたらどうしようもない。お陰で日銀は利率アップに踏み切れずにアベノミックスの延長のままで、正常に戻すための舵が切れない状態だ。これからの政治家に斬新な若手が出ることを期待するが、2世のボンボンが取りざたされ、また、傲慢なパワハラ体質の人がもてはやされていることを考えると期待できそうもない現実がある。年寄りが全面的に出てくる世の中は避けて、若い人たちが伸び伸びの活躍する世界になってほしいものだ。人の言葉に傾聴する謙虚な人間がなかなか表に出てこないのは問題だ。大谷さん位の謙虚さで物事に配慮できる政治家っていないのかしらと常々思っている。
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