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【明石邦彦のつぶやき】正月明けの国家試験 |
2024/2/9 |
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正月を過ぎて介護福祉士および社会福祉士の国家試験が行われた。介護福祉士は1月28日、社会福祉士の試験は2月4日だった。今回は前者に3名、後者に2名が挑戦した。さりながら、試験というといつも緊張するものである。国家試験となるとなおさら緊張することだろう。今年はコロナとインフルが流行っているので、体調管理にさぞかし気を配ったことと思われる。試験に挑む人は有休をとって最後の追い込みをしている人もいるが、仕事に影響なければ御の字である。さてさて結果がハッピーになるかは3月末の合格発表次第である。いずれにしても1年間の努力の結果が示されることになる。どちらの試験においても福祉について体系的に学ぶことに意義がある。難しい試験なら5度目の挑戦で成功した人もいるので、一度の挑戦でがっかりすることはないと思っている。
私は自己採点することはないが、最近の人は自己採点して一喜一憂するようである。自信のある人は「ここを間違えなければ100点だったのに、あまり考えすぎたので間違った」と言っている。自分は合格したという余裕のなせる業である。試験問題を見せてもらったが、福祉の世界は英語の言葉が多いなと感じた。海外からの福祉用語がそのまま導入され、カタカナで表現されるようになっている。しかし、英語の意味を理解していると解けそうな感じがする。リテラシーの問題でもあるのかなと思った。また、他の問題には大学受験の技術で何も考えずに正解に導くことができるのも散見された。介護福祉士は合格者を増やすために、社会福祉士は振り落とすための問題だと言われるが、だんだん質も向上するようにという国の意図を感じる出題もあった。
今年も3役面談で何人かの人に国家資格を取るようにと勧めている。自分の学び直しになるとともに、支援の質が上がるようにと願ってのことである。来年は過去問を見て合格点を取る人も受験するので、合格者が多く出ることだろう。合格者と一緒に焼き肉を食べに行くことは楽しみの一つだ。大いに挑戦してほしいものだ。
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