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【明石邦彦のつぶやき】お中元の変事:メロンの不作 |
2023/7/20 |
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いつもお中元は三浦のメロンを贈ることが法人の常識になっていた。しかし、今年は様子が違った。メロン農家の鈴木さんより「今年はハチが少なく、メロンの受粉がうまくいっていない」という報告であった。(不思議に思ったのは人工授粉ではないことだ。一般的な農家は筆先で受粉させるのではと思うのだが、有機農法ではミツバチ受粉が一般的なのかもしれない。)そして、7月12日に「今年はメロンを提供できない」との連絡が生産者の鈴木さんからあった。鈴木さんは味の素のS三肥料を使ってくれていた農家で、有機肥料を使う農家として親交があった。その農家からの悲痛な叫びであり、メロンを取り扱うあおぞらハウスはハタと困ってしまった。時期が時期なので、速やかに判断を下さねばならない。関係者が集まり、代替え案に知恵を絞った。ブルチェロのお菓子に代えよう。有機野菜の詰め合わせにしたらとの話も出たが、やはりマスクメロンに比べると見劣りがする。そのため、ゆうき八百屋の関係するメロン農家を探してもらった。千葉のはぎわらファームが100ケースほど(200個)急ぎ用立ててくれることになった。朝、相談し、その日の夕方6時過ぎに発注できたのは幸運であった。早めの決断が功を奏したようである。このようなピンチに用立ててくれるとは神様、仏様、はぎわら様である。ただ、賞味期限が短くなった(頼んでから6日に当方に到着)ので、2日ほどで急ぎ食べてもらうことになった(食べごろ7月18日と表示あり)。ただ、メロンのおしりがまだ固いので、賞味期限は延長できると思われる。届いてからすぐにも賞味することができると宣伝しよう。その他にブルチェロのお菓子もあったが、ブルチェロは各町内会の夏祭りの開催で、フル回転である。手作りを自慢にしているので、こういう非常事態には対応が取れないというマイナス面も浮かび上がった。。
さて、鈴木さんのメロンはなんで受粉がうまくいかなかったのだろう。6月は天候不順でもあったかなと思ったりした。それとも屋外の栽培で自然の受粉がうまくいかなかったのかと思った。何せ、マスクメロンのマスクが未形成だとウリと間違えられ、甘みも落ちることになると思われ、これでは売り物にならない。千葉のはぎわらさんはハウス内でミツバチに受粉させたとある。この方には急な用立てで、ご迷惑をおかけしたが、まずは無事に手当てできたことに感謝したい。担当した職員は初めての経験でおっかなびっくりであったろうが、度胸が付いたことだろう。まずは一安心である。後は味であるので、早速賞味してみよう。
写真:はぎわらファームのメロン
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