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あおぞらブログ


【明石邦彦のつぶやき】7月8-9日の採集行 2023/7/18
 初参加の鹿島さんを入れて4人で出発である。それでは、肝心の虫取りの結果についてお話ししましょう。
 まずは新人さんのために大峠から見える富士山をということで出かけたが、あいにくの曇り空で富士山は見えずに終わった。残念である。またの機会にしていただこう。
 大峠では、猪塚のハルニレの木でヒゲナガシラホシ、カツラ、ハンノアオを採り、コゴメウツギではピドニアに交じり、ニンフホソハナ、タテジマホソハナ、ミヤマホソハナなど多くの種類のハナカミキリをゲットした。これらのカミキリは採っても、採ってもブンブン飛び回っているので、際限なしとして打ち切り動議を出し、その場を離れた。残念ながら新人さんは虫を触れないとのことで代わりに私たちが虫を掴んで、新人さんの毒瓶に放り込んだ。ただし、彼は網ですくうので、それなりにカミキリは採集できる。イボタの花ではフタコブルリハナやアオバホソハナなど多くの種類のカミキリが採集できた。クロルリハナより艶がないミヤマクロハナも採集できた。栗の花ではトウキョウキモンハナやマツシタトラ、キヌツヤハナなどを採集した。前々週と違ってカミキリの数が多いようだ。しかし、ヨスジハナが少ないので、このカミキリ仲間はまだまだ先である。ノリウツギやリョウブの花が満開になるとさらに虫の数は増えることだろう。ペンションスズランに向かう途中で貯木場に来てみたら材木がすべてなくなっていた。夜間採集の場所を変更する必要性に迫られた。食事後、深沢林道の栗の花の開花状態を確認するために出かけた。途中の貯木場では材木が残っているので、夜間採集の場所はほぼこれに決まりである。栗の花の咲いている公園に出かけるとわずかに開いた花でトウキョウキモンハナが2匹採れた。一応花の開花状態を見届けたので、日原林道の貯木場がどうなっているのかを調査に出かけた。6月30日で工事は終わったと思っていたが、相も変わらず工事が行われていた。U字溝を作っているようである。湯の沢峠の三差路前の貯木場の木材は5月に調査した時より半減していた。さらに奥に進むと大きな貯木場ができていた。夕方の3時から4時頃にヘリグロアオが飛ぶということをみんなで確認していたので、探していたら菅原さんから「取りました」との声が上がった。私が2週間前に採ったものと違い黄色みが強いものだった。貯木場ではオオマルクビヒラタ、ヒゲナガモモブトなどを採集した。4時前にはその場所を離れてすずらんに戻った。部屋に入り、くつろいだ時間を過ごした。夕食前にすずらんのハルニレの葉を探したところハンノアオとカラフトヒゲナガを採集できた。夕食は6時開始のBBQである。いつもの肉のコースで、おなか一杯である。PM7:30から夜間採集となり、深沢林道の伐採地で大きなシロスジやツシマムナクボサビ、ゴイシモモブトなど20匹くらいを取り、9時に打ち切った。来月も同じ場所で続けたいものである。
 次の日は大菩薩湖を1周し、日原林道の貯木場で何種類かのカミキリを採集した。特に逃げ足の速いシラホシをたくさん捕まえることに成功した。雨が降り出したこともあり、焼山沢真木林道を降り、日原レジャーセンターで昼食を取り、満足して帰路に就いた。今回の採集行で、7月15日の採集経路も思い描くことができた。
 
1.貯木場にて 2.ヘリグロアオカミキリ 3.BBQ会場にて                 夜間採集 4.蛾がすごい!


   



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