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【理事長 明石邦彦のつぶやき】鍵穴の向きが180度回転した |
2023/6/19 |
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先日、朝一番で事務所の鍵を開けようとしたら、鍵の凹凸が逆になっているのに気が付いた。1-2年毎にも起こった珍事である。以前も鍵屋さんに来ていただいたが、問題はありませんとの答えだった。でも、何度か経験した私にとっては腑に落ちない問題である。
早速、管理会社に連絡を入れ、鍵の調子を見ていただいた。管理会社の方で1年に一度くらいの頻度で、防犯対策として180度回転させるのかと尋ねてみるとそのようなことはしないとの返事だ。事務所の鍵はシリンダー錠である。シリンダー錠特有の事情があるのかと鍵屋さんに尋ねたが、否定された。何度かガチャガチャさせながら点検された結果、今回も異常なしとの判断である。
職員の間では不思議なことがあるものだとなった。亡くなられた方の仕業ではないかという人もいて、この怪現象への関心はより高まった。
事務局でネット検索していただいたところ世の中でこのような現象を体験した人が少なからずいるということが分かった。シリンダー錠に限らず、内側からかけるサムターン機能を持つものには同様な事が起きているとのことである。
そして、ネットの情報提供者からその現象が起こるケースの説明があった。
基本原理:この錠は外側から鍵で施錠/解錠すると鍵穴は180度回転するが、内側からサムターンを回して施錠/解錠しても回転しない。
普通は外側からかけた鍵を外側から開け、また、内側からかけた鍵を内側から開けている限り鍵穴は逆にならない。我々がごく普通に経験する鍵の開け閉めである。しかし、二人いる場合は別の事例があることを考えねばならない。部屋に二人いたとして、一人が外出したとしよう。残った一人は安全対策として内側からサムターンで施錠する。そして鍵から離れた場所で仕事をしている場合は鍵の開け閉めに関われない。外出した人が帰ると鍵がかかっているので、開けるために鍵を差し込むが、逆に180度の回転をさせないと鍵は開けられないことになる。確かに出勤した女性が一人の時はサムターン施錠である。鍵を持っている人が出勤して解錠すると180度の違いが出るケースがあるということである。このケースがまれな例である。
ネットで情報を提供してくれた方は2つのケースを示してくれた。試してみると長年の不思議な現象が再現された。納得である。ありがとうございました。お陰で幽霊の話もなくなりました。一安心です。
ケース1:外側から鍵で施錠したのちに、内側からサムターンで解錠した。
ケース2:内側からサムターンで施錠したのちに、外側から鍵で解錠した。
でも、不動産屋が仲介した鍵屋さんがこのような原理を知らないのにはがっかりである。
画像1.部屋のシリンダー錠 外側 2.内側
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