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【理事長 明石邦彦のつぶやき】なおエの続きは誰の兜 |
2023/4/19 |
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WBC優勝以来、大谷選手のMLBでの活躍もおなじみになった。しかしながら、いつもながらはらはらしどうしである。去年繰り返されたように、なおエの頻度が多すぎると思う。このフレーズは大谷選手が二刀流として活躍した2019年より使われているようだ。大谷選手が試合で活躍したのに、「なおエンゼルスは敗れました」という意味だ。これを略して「なおエ」というそうだ。古くはマリナーズ時代のイチロー選手に使われて、「なおマ」だったとのこと。これは一重に後続の投手陣の弱さの象徴である。大谷選手が初先発で6回をゼロに抑え、10三振奪ったときに、得点が1点だったので、後の投手陣が踏ん張り切れるのかと心配してみていたら案の定逆転されてしまった。「うーん。なおエだ」とがっかりしてしまった。同様にリードしていても逆転されることが多いとイライラさせられてしまう。次のマリナーズ戦で先発の時はリードしていたので、後には任せられないと悟ったのか、6回111球を要して勝利したようである。MLBが始まって間もないのに、彼を酷使していると故障することの方が心配だ。折角の大器がつぶれてしまうとMLBとしての宝を失うことになる。監督は酷使を避けながらポストシーズンに繋げなければならない。なおエが度々起こる事態になると、大谷選手もさすがに嫌気がさすのではと思う。それなら、シーズン中に他チームに放出するが良いと思う。打線がしっかりし、投手陣もある程度揃っているチームに移籍し、ポストシーズンに進出することを願ってしまう。逆に、エンゼルスも相手チームの有望な若手をたくさんもらえばよい。エンゼルスが巨人のように若手の育成ができないチームなら意味がないのだが・・・。
ところで、エンゼルスは今年もある程度は補強したと思うが、だれか活躍している投手はいるのかと思う。そうそう170kmの剛速球を投げる若手もいたがどうしただろうか。補強した目玉選手は活躍しているのか。まだ10試合程度しか経過していないけれどミナシアンGMなりの言い訳を聞かせてほしいものだ。
今年の初めの試合(アスレティック戦)では去年同様ホームランを打つとカーボーイハットをかぶっていたが本拠地に戻ってくると日本製の立派な兜が用意されていた。カーボーイハットだとシールを張っていけるが、兜だと表には貼れないのではと思う。兜の中にしか貼れないのでは目立たないことおびただしい。兜は33万円の代物だが、WBCで侍ジャパンが優勝し、大谷がMVPを獲得したので、それにあやかろうとして用意されたのかなと思ったりする。
さて、兜であるから「なおエ」の次に「兼続」の名前がつけられるケースも見かけられる。上杉景勝の補佐役を務めた直江兼続の名前をもじったものだろう。勝ち負けとどのように関係するかはわからないが、負けのイメージで行くと関ケ原の合戦で西軍の石田三成が負けたために徳川家康によって会津120万石から米沢30万石に移封されたことを示しているのだろうか。でも、兼続の兜には「愛」の文字が飾られている。しかし、エンゼルスの兜は「獅子」のような動物である。縁起ものなら「沖縄のシーサー」の方が魔除け(負除け)にもなるのではと、老婆心ながら考えてみた。
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