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【理事長 明石邦彦】障害者施設への発注に貢献した企業の表彰式へ出席 |
2023/3/1 |
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2月10日「福祉団体への発注に貢献した企業」の表彰に出席しました。4つの福祉団体が県に推薦し、発注企業を表彰する制度である。表彰の対象者は三協興産株式会社である。仕事は産業廃棄物処理業とある。京浜工業地帯の扇島にある工場の一角にその場所はある。私たち福祉団体がする仕事は廃棄物を最終処理がしやすいようにひと手間を加える作業である。最初は地域活動支援センターの糸車(安藤施設長)が手掛けたようだが、事業規模の広がりにより3つの福祉団体が加わり、運営されている。受注額が神奈川県の表彰基準をオーバーするほどになった。その結果、神奈川県が顕彰することになった。ぞうさんの施設長である石井さんが発案して、川崎の仕事センターに取り次ぎ、県への申請が行われ、表彰されることになった次第である。
表彰当日、黒岩知事は来社されないので、私が代理で表彰状の授与と祝辞を述べることになった。その日はとても寒い日でみぞれ混じりの天候であった。脊柱管狭窄の私は長い間立っていられるかしらと思ったりした。しかし、役目だからと思い、ホカロン装着で出かけた。こじんまりした会議室で何人もの人と名刺交換をしながら表彰式に臨んだ。表彰状を唐品工場長に、記念品を伊藤リーダーにお渡しした。
その後、お礼の言葉とお祝いの言葉が交わされた。私は表彰式までは立っていられたのだが、足がしびれてきたので、挨拶は座って申し上げた。私の法人は就労継続支援B型であるから、高めの工賃で働く機会を与えていただいたことと、一般の会社経験を学ぶ貴重な機会を与えてくれたことに感謝した。また、多様性の社会が求められていることで、障害者と健常者のノーマライゼーションの定着を願っていることや学校でのインクルーシブ教育の重要性を述べた。差別のない社会が形作られることを願いながら三協興産さんの障害者に対する配慮に感謝した挨拶となった。全員での記念撮影では唐品工場長と伊藤リーダーには記念品として渡されたTシャツを着ていただいた。Tシャツの「共に生きる」の文字は翔と記名されていたので、金澤翔子さんの作品だろう。達筆な文字が印象的である。
記念撮影後、障害者が働いている現場を見学した。100坪くらいの建屋に廃棄物と作業台、工夫された仕分け器具などが置かれ、働く時の導線も考えられていることが分かった。
ただ、ジュースの廃棄については今年の10月,11月の賞味期限であったので、もったいないような気がした。販売会社の倉庫に置いておくと期間内に売ることは難しいようである、それならはやりのフードバンクなどに寄贈したらと思ったが、この量では消化できないだろうと思う。いずれにしてもこの企業の社会貢献をしようとする意識は大変高いように感じて帰ってきた。工場では表彰を受けた話をメールかSNSで関連会社に伝えたところお褒めの言葉が関連会社から伝えられたようだ。まずはおめでたい話だ。
写真:1.唐品工場長と伊藤リーダーさんと一緒に 2.表紙式出席者全員での記念写真
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