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【理事長 明石邦彦のつぶやき】機関紙の課題である「明るさ」を考えてみた! |
2022/11/28 |
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今年の正月号の機関誌には「明るさ」を取り上げて記事を書いてほしいと編集担当からお願いされました。理事長の正月挨拶は例年通り「おめでとうございます」は必要だし、「明るさ」を題材に取り上げるとどのような構成したらよいのかを考える必要がありそうです。いつもは今年の反省と来年に向けての抱負を述べていますが、今年は工夫しなければなりません。そこで、自分が書きたい項目をあげてみて、その中で明るい題材を取り上げようと思いました。
来期の私は理事長の役割から降りることを考えて、ここ数年色々な手を打ってきたつもりです。そのため、次の組織に役立つ話題を取り入れ、明るい未来を意識したものが良いのではと考えました。それぞれの組織に「来期目標は職員を中心として練り上げるように」と伝えてあります。各組織から一次案として提出されていますので、それをベースに全体目標に繋げることを考えるとおのずと来期の目標は見えてくるものです。書きたいと思っている項目をあげつらい、整理した結果、読書会の意図を取り上げると明るい未来につながるのではないかと思いました。正月号にはこれを取り上げることにしました。原稿から一部を抜き出すと以下のようになります。
元気が出る話題を一つ取り上げてみました。1昨年より続けてきた読書会も第4ステップとなりました。読書会は組織を元気に明るくするために仕組んだものですが、いよいよ最終仕上げの段階を迎えました。参加した人はいろいろな角度から勉強していただいて、組織の新しい核となることを願って進めてきたゼミです。個人としての力は小さくとも一人一人がベクトルを合わせると組織としては大きな成長につながることを実感していただければと考えます。まずは第1ステップとして「7つの習慣」から始めました。音頭とりは食品会社を早期退職したIさんにお願いしました。彼は社内の教育研修で「7つの習慣」を受講した経験をお持ちでしたからお任せいたしました。第一ステップの目的は「人を知る」ということでした。お互いに仕事をしているのに隣の人の生き様を知らずして、協力・協調しての仕事は難しいと思っていました。それ故に、まずはお互いに何でも言える立場になることが大切でした。第2ステップはカーネギーの「人を動かす」という本を支援員全員に配布しました。私は若かりし頃読んだ本でもありましたので、人間関係の原則と悩み解決のヒントに役立つと思ったからです。第3ステップは「だから僕たちは、組織を変えていける」という本でした。これからの組織とはどうあるべきかを考える材料です。関係&思考&行動の質を変えていくにはどうすればよいのかを学んでいただくとともに、仮説を立てて、迅速に一次の解決案を実行に移すとともに、更に進めて真因を掴んだポジティブな支援策を考える組織にしたいがためです。なお、参加した人たちには「法人の理念や活動方針の見直し」を宿題として与えました。第4ステップは「以前からやっている氷山モデルを一歩進めて、また、ABC分析を取り入れた支援の在り方をテーマに設定し、利用者に向き合う」を課題として取り上げました。仮説はいくつでもつくれるように、はたまた、それに沿った支援のありようをTry&Errorで行い、支援の質の向上が図れればと思います。個々人の考えが反映され、集団的知性の創出に繋げられればと思います。いずれにしても組織は一人では変えられないものですが、何人かの人たちが影響の輪を広げて、明るく、のびのびした集団を形成してほしいものです。今年はこのようなことを意識しながら活動したく思います。
このような記述から考えると来期の目標もおのずと設定できるのではないかと思います。
R5年度目標(一次案)
①支援の質の向上(氷山モデルを進めてABC分析で解決策を考える)
②地域との関係性の深化
③後継者育成(目標管理とリーダーシップ)
このような目標設定にすれば、明るく元気な組織開発に繋げられるのではと思いました。
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