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【理事長 明石邦彦のつぶやき】留守電の確認 |
2022/9/8 |
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7月11日に初めて75歳以上の健康診断を受けた。昨年も検査を受けるように無料検診のはがきが舞い込んだのであるが「忙しい」という理由でスルーした。今年は妻とセットという条件付きで近くの病院で受診した。その日、病院に行ったところ、いつもの主治医が交通事故で混乱していた。先生は事故でぶつけたために体が痛く、入院の手続きが取られることになった。そのために本日の診察ができないということで、診療中止の判断になった。しかし、幸いにして系列病院から代わりの医者が派遣されることになり、健康診断を受診することができた。事故った先生は1か月ほど入院加療されたようだ。さて、我々の主治医でない方が問診されるので、私たちの状態をしっかり把握してくれるかどうか不安がよぎった。
7月末に健診結果が届いたようだが、妻は私の結果を見て「たいしたことはない。大丈夫!」というので、そのままにしていた。後で確認したところ肺がん検診の所に、「念のためCT検査を受けてください」と記載があった。多分いつものように石灰化の影のことだろうと思ってそのままにしていた。8月24日に留守電が入っており、「肺がん診断の所で要検査となっているでしょう。確認のために病院に来てください」との連絡である。次の日に病院に行きどのようなことなのかを確認した。川崎市では高齢者の健康診断には肺がん検査、肝炎ウイルス検査、大腸がん検査が義務付けられている。検査に異常があると、病院はどのような対応をしたかを行政に報告しなければならないということだった。なるほどそのようなシステムならば再検査を受けなければならないと思った。主治医の先生が気になるところを撮影画像で説明された。私は画像を見て、「これが肺がんなの?」という思いはあった。先生によれば「平面では重なって結節のように見えるので、3次元のCTスキャンで確認しましょう。」とのことである。レントゲンでは確かに平面であるので、重なったケースを解明するためにはCTでの3次元確認が必要とのことである。説明を聞くと「やむなし」だが、主治医は「これくらいでは再検査とは言わないよな」という態度である。代理の先生がこの病院でこれから長く健康診断を受ける人だから確認のために再検査するのではと思ったりした。また、検査数を増やして新鋭機器を投入した資金の回収を行っているのではという疑念も湧いたりした。
早速、私の誕生日の8月29日に系列の病院で検査することにした。CT検査は簡単なもので5分もかからなかった。系列の病院なのですぐに画像が送られるものと思った。病院に問い合わせると次の週に画像が送られてくるので、来週確認するとのことである。系列なのに連絡が悪いなと思ったが、ことがことだけに慎重な判断が必要だ。
次の週に予約を入れ、主治医から説明を受けた。CTなので立体的な画像で血管や石灰化の様子が見て取れた。下から上にとか、逆方向で輪切り状態の画像を見せていただいた。結果は「問題ありません。奇麗なものです。ただ動脈硬化の恐れはありますので、注意が必要ですよ」とのことである。私は間髪入れずに「年寄りだから動脈硬化は普通ですよね」と切り替えした。会計をしてみたらCT画像診断料込みで6000円を超える金額だった。まあ初めての病院を使う健康診断(今までは法人が使う検査機関を受診)で挨拶料がわりと思えばいいかと考えた。来年からは担当する主治医が問診すると書き方も変わることだろう。
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