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【理事長 明石邦彦のつぶやき】お疲れ様 |
2022/7/7 |
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10日前の天気予報では雨とのことで山に出かけるのを迷っていたが、6月25日に近づくにつれ、天気は回復傾向となり、ついに前日予定では晴天で、30度を超える真夏日となるとのことである。天気のよい日限定で、写真係として参加要請していた川上さんが参加してくれた。いつものメンバーに一人加えた五人での採集行である。前夜から続く強風もおさまってきたので、絶好の虫日和である。いつものように川崎をAM5:30に出発した。勝沼到着は7:30。まずは800m付近の大志戸林道の花の状況を調査することにした。ミズキとリョウブは咲いていなくて残念。栗は満開であり、マツシタトラなどが採集できた。栗の花が満開なら源次郎岳下の公園(1300m)の栗が期待できそうだ。しかし、公園の栗の花はまだまだである。2週間後には咲いていると思われた。また、一番虫が集まりやすいミズキはすでに花は散っている所が多いようだ。せっかく来たいただいた川上さんのカメラ(望遠)が役割を果たすことは難しいなと感じた。公園下の開けた道路に望遠をセットしたお年寄りが座られていた。バードウオチングなのかなと尋ねるとそうだという返事である。嵯峨塩深沢林道は冬場のバードウオッチで有名なところで、オオマシコなどの撮影ができるところである。撮影されているところに粗朶がたくさんあり、タタキ網の絶好ポイントである。そのため、音が出るので、鳥が逃げるのではないかと心配で「虫取りで枝をたたくので、音がしますよ」と断りながらゴマフ、フタモンアラゲ、ヒトオビアラゲを採集した。車が公園下に到着し、子供連れが公園から見る富士山を見学に来た。私たちを見て、「超マニアの人たちがいるね」とざわついている。私が良いが、鳥家さんには鳥が近寄らないので、迷惑だろう。私たちは花が咲いていないので、ダム湖畔の砥山林道に向かうことにした。
さて、今回の本命はマタタビの花に集まるニセハムシハナがターゲットである。ダム湖北岸の親水公園付近を探してみた。昔たくさん採取した大菩薩館(現ロッジ長兵衛の前身)跡のマタタビの花は満開だったが、残念ながら本命を確認できなかった。今年は当たり年ではないと館長さんから言われていたので、あきらめもついた。菅原さんがマタタビの花付近でヒメウスモンチビを採集されたのが殊勲甲である。ペンションすずらんでの食事後、大峠に向かいハルニレの木でヒゲナガシラホシ8頭とフタコブルリハナを採取し、手に持った虫を写真に撮ってもらった。花にいる虫の生態写真を撮ることはできなかったので、手に捕まえての写真となったが、うまく写せたかな。最後は大峠での富士山をバックに記念撮影して終わりにした。相変わらず富士山は奇麗な山であるが、夏ともなると谷間の残雪のみとなり、いつもの表情とは違っている。次の週、川上さんに感想を聞いたところ日頃は運転をして、写真を撮ることが多いが、運転は須賀さんに任せて自然を題材に、また、採集の様子などを撮影したので、楽しく過ごしたとのこと。動画編集ができたら一度見せていただこう。また参加してね。
ただ、残念なことに6mの竿が紛失した。いろいろ考えると大菩薩館跡のマタタビの付近ではないかと思うのだが。竿を何本も持っていた時ではないかと推測した。この場所は以前
11mの竿を紛失した場所だ。因縁を感じられたが、次に行ったときに探してみよう。
(採集記録 敬称略)
明石:シラホシヒゲナガ、ゴマフ、フタモンアラゲ、ヒトオビアラゲ、ケシ、クロルリハナ、マルクビヒラタ、アトモンサビ、フタコブルリ、ヘリグロベニ、ピドニア
菅原:シラホシヒゲナガ、ヒメウスモンチビ、ピドニア
須賀:マツシタトラ、ホソトラ、クワサビ、ヘリグロベニ、ピドニア
高橋:シラホシヒゲナガ、アメイロ、ホソトラ、ピドニア
写真:1.夕暮れの大峠から見た富士山(従来手法) 2.(拡大 川上さん指導) 3、4.フタコブルリハナカミキリなんだけど「わかんないねー」 5.富士山をバックに記念撮影
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