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【理事長 明石邦彦のつぶやき】東京・神奈川コロナ感染の推移(BA2に置き換わるのか) |
2022/3/30 |
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昨年の暮れから始まったコロナ感染第6波(オミクロン株、BA1)はピークを過ぎたと内閣は判断したようだ。1都3県に敷いていた蔓延防止法も3月21日をもって解除された。簡単に解除しても良いのかなというのが私の考え方である。東京・神奈川のデータでみると10万人当たりの感染者がピーク時においては6W(1月30日週)から7W(2月6日週)で900人~1000人近い感染者が発表された。現在は12W(3月13日週)となると400~500人の数値になっている。明らかに感染者が減少しているのはわかる。ただ気になるのは横浜や神奈川他のデータでは感染者減少の曲線がダラダラしてシャープな減少ではないことである。京都大学の調べによれば「BA2株の置き換わりが進みそうだ」という報告があるので、警戒している。報告ではBA2はBA1に比べ、世代時間は15%短くなっていることと実効再生産数が25%高くなるというデータである。そして、東京都では4月第1週に70%程度BA2株に置き換わるということが予測されている。そういう考え方で東京・神奈川のデータを見てみると12Wの時期は置き換わり中(BA1→BA2)でシャープな減少とはなっていない現実があるのではと思う。そのように考えるとここ1-2週間のデータの積み上げでBA2がどのように増減するのかがカギではないかと思う。ただ、法人職員の奥様が務める老人介護の病院でクラスターが発生し、3回目のワクチン接種を受けた5人の看護師が感染したとのことである。BA2が原因だとすると感染拡大の芽があるのではと杞憂する。
3月22日の川崎市の感染者は市内237人、市外203人計440人である。1週間前に比べれば半減している。しかしながら、BA2に置き換わるとすれば感染者は再上昇すると思われる。時期が悪いことに花見や入学式などで人の往来が多い時期であるので、感染爆発の恐れもあるとして警戒すべきだろう。小池都知事が4月24日迄、リバウンド警戒期間としているのもBA2への置き換わりを意識してのことであろう。
法人職員の話として「BA2?に感染しても喉がいがらっぽいとかで毒性が弱い」ということである。3回目の接種を済ませていれば恐れることはないと思うのだが、どうであろうか?
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