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【理事長 明石邦彦のつぶやき】福岡県における街の幸福度(駅)の上位 |
2022/1/14 |
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正月にYahooの記事を閲覧していたら、福岡県の街の幸福度(駅)の第3位に香椎神宮駅が選ばれたとある。JR香椎線(西戸崎⇔宇美)の駅で、香椎駅の次の駅である。街の幸福度とはどのような基準であろうか?なんでも大東建託が駅の近くの人にアンケートを送り、幸福度を基準に点数をつけ、評価する手法とある。私には香椎神宮駅とはどこなのかはっきりしなかった。西鉄宮地岳線の駅では香椎宮前駅というのが香椎宮の参道前にあるが、香椎宮は神宮ではないので、間違った名称ではと思ったりした。香椎神宮駅の写真が掲載されていたので、名称を確認したら確かにジングウ駅とローマ字で表示してある。よくよく考えたら、宇美に向かうJR香椎線の駅であることが分かった。50年前ならすごい田舎で、田園と森林の多いところだったろう。位置的には香椎宮の裏手に当たり、今では丘を切り開いて、住宅地としたところである。我々が住んでいた香椎海岸が先に発展し、大きなスーパーが整備された。その後、香椎宮裏の丘が住宅地となり、香椎神宮駅前付近は便利となったのだろう。JR香椎駅に出ると博多駅に直結するので、福岡の中心街にも近い。駅付近が閑静な住宅地と変貌したので、住む人たちの満足度は大きいと考える。因みに、街の幸福度の第1位は西鉄大牟田線の大善寺駅、第2位がJR春日駅となっている。いずれも新たな住宅開発で都心乗り入れが便利になった地区である。50年前の私にとっては馴染みがない土地が幸福度ランキング上位を占めているのには驚かされる。それだけ自然がなくなったということか。
さて、香椎宮が官幣大社になった由縁は仲哀天皇とその妻である神功皇后から由来する。熊襲征伐を主張する仲哀天皇が志半ばで崩御され、香椎で荼毘に付された。その後、神功皇后が三韓征伐に片男佐海岸から出征し、三韓を征した記録が残っている。香椎宮は天皇と皇后を祭った神社である。地名の由来も片男佐は神功皇后が出征する時に半分は男の装束をして出征したことを意味し、また、水夫としての役割を果たした人たちが住むところは浜男いう地名が残っている。
いずれ、香椎宮や片男佐海岸がどうなっているのか、日野正平さんのBS番組(こころ旅)に投稿して訪れてもらう予定にしておこう。以前、立花山山頂から見た海の中道の景色が最高だとして、投稿したが、弾かれてしまった。よく考えれば立花山は367mもあり、自転車では登れないことが分かったし、徒歩で登るにしても時間がかかりすぎる。床屋さんに勧められての投稿だったが、自転車の旅という前提を考えれば無理だとわかるのだが、後の祭りだった。今度は平地「香椎宮、JR香椎駅・西鉄香椎駅・片男佐海岸(点と線)」でチャレンジしてみよう。
写真:1.香椎神宮駅 2.香椎宮 鳥居 3.香椎宮 拝殿
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