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【理事長 明石邦彦のつぶやき】サプライチェーンの破綻 |
2021/12/22 |
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コロナが世界で蔓延することになって以来、海外からの品物(材木、半導体など)の輸入に赤信号がともっている。今年、グループホームを建設するために行政に計画を申請した。そして、330万円の助成金が補助されることが決まった。ただ、建築業者の言によれば輸入される木材の入荷量が少なく、建築のめどが立たないという懸念があると伝えられた。そこで夏頃からずーっと様子見の状態であったが、状況の改善は認められないようである。再度見積もりの取り直しを行ったところ以前の見積書より200万円ほどの値上がりを余儀なくされた。私は少々値上がりしても今期中に出来上がればよいと思っていたが、品物の納入ができなければ来期にずれ込むこともありうるとのことである。
一方、焼き菓子店(ブルチェロ)の移転でもコロナによるサプライチェーンの破綻が影を落としている。契約書の一部には品物の入荷状況により完成時期が遅れることもありますとされている。驚くのは自動手洗い洗浄機の半導体がないので、現在使っている店舗の洗浄機の半導体を利用するとのことである。当然のことであるが、値上がりした。一部グレードを落として対応したので、30万円程度の値上がりに収まったが、資材と人不足でいつごろ完成するかはわからない。
さて、新グループホームの建設が来期にかかると助成金や利用者数の再申請など行政がどのように判断するかは重要である。行政の担当窓口に聞くと杓子定規な答えが返ってきそうなので、担当のトップ(部課長クラス)が判断するようにしないと二重手間になると思った。そこで行政にルートがある副理事長の妻に事情を説明して行政側の判断を貰うことにした。行政からの回答は「ウッドショックで工事遅延の状況はわかります。今期は計画通り進めてもらい、来年度の再申請はしなくても結構です。工事に着手したときにご連絡いただけるだけでよいです。」とのことである。助かった!いずれにしても建築業者と密に連絡しながら資材の充足で完成を待ちたいと思う。ただ、ブルチェロは現店舗と改装する店舗の家賃負担が重なるので、早めの完成が待たれることになる。一方、グループホームの建設は利用者収入が入らいないこととは別に、約100坪の固定資産税(約40万円)の負担である。これは当初の想定通りである。あとは完成する前の利用者募集をいつ開始するかだ。いずれにしてもコロナは色々な経済活動に影響していることがわかる例である。
写真:1.ブルチェロ移転 2.「あおぞら」のような一軒家を建設(名称みやこ)
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