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【理事長 明石邦彦のつぶやき】マンション理事会での理事就任 |
2021/12/13 |
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久しぶりにマンション理事会の理事の番が回ってきた。8年前までは長期にわたり理事会の理事を務めていたが、自室を持つオーナー全員が役割を担うように規定が改訂された。オーナーたちが輪番で責任を持つことになった次第である。いよいよ7階に住む私たちにも役割が回ってきたのである。オーナー4人が理事になるわけだが、内3人は昔の経験者なので、運営がスムースであることを期待したい。12月5日が通常総会であるので、始まる前に前理事からの引継ぎを受け、4人で役回りを決めることになる。長年、町内会担当や理事長役をやっていたので、今回は別な役をやらせてもらいたいものだ。会計や監事が楽なのではと思っているが、どうなることか。
そこで、通常総会での議題に目を通し、次の2年間はどのようなことが大きな課題になるかを考えてみた。12の議案のうちに吟味しなければならないのは長期修繕計画の話であるようだ。私が携わるこれからの2年間は特別修繕費がマイナスになることはないが、次の年からは赤字となる予定である。私たちの次の人たちが特別修繕費の値上げをすればよいでは申し訳ないと考える。値上げの前倒しについては前の人たちの責任だと思うのだが。
長期修繕計画表を見ると来年度にはエレベーター設備の更新に4500万円、3年後には排水竪管劣化診断に伴う1.5億の投資計画、4年後の情報整備などの5800万円、更に2028年度予定の大規模修繕1.2億円とかなり高額の設備投資が予定されている。そうすると特別修繕会計がどれくらいの赤字となるかを想定しての議論が必要となる。特に、積立金の現状と毎年の積立額と大型投資計画の収支バランスが必要となる。長期計画を見ると28年度の借財は2億円規模である。どのように用立てるのか、返済計画の見通しも必要だ。こうなると特別修繕費のアップが必要となると思われる。以前、理事長をやっているときに管理費、修繕費などを含めて2万円ほど値上げして、第1回目の大規模修繕(総額1億円)の負担を減らしたことがある。今回も同じことを考えねばいけないようである。
また、オンライン理事会も謳ってある。管理規約を改定するとあるが、なんだか年寄りには新兵器は使いづらいものである。常日頃はオンラインで研修会などに出ているが、今のところは誰かが設定してくれたところに顔出しし、質問や意見を言うくらいである。お年寄りの理事の方にはデジタル化の推進には対応できないこともあるのではと思う。現在のところ私は会社勤めだから対応することができるが、会社を辞めると社会の変化に適応できないのではと思う。そうすると、高齢化に伴い、頭も体も衰えた人たちの理事就任は限界があると思われる。早速、80歳以上のオーナーは輪番制の対象から外してもらう運動もする必要がありそうである。
更には、たびたび地震があり、エレベーターが止まったりすることを考えると、マンションでの大規模災害発生時の対応が問題となる。これも誰が陣頭指揮するのかはっきりさせておくことも重要だ。また、緊急時の訓練も必要となろう。
またまた忙しい2年間になるのではと思った。
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