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【理事長 明石邦彦のつぶやき】令和3年度上半期 グループホーム(GH)の費用進捗 |
2021/12/1 |
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9月26日に理事会が行われ、上半期の事業別収支が報告された。それに伴いGHでの利用者利用料の進捗データがまとめられた。その結果を見て6ホームそれぞれで食費、光熱費、日用品・娯楽費などの設定値がどれくらいのズレを生じているかを確認している。そして、ズレが大きい場合は原因を確かめ、対応する。また、このズレを補正するために次年度利用料の改定に反映させている。
今回は前年度から光熱費3000円/月を値上げしたGHあおぞらの6か月間の実績がどのように推移したかは大変興味あることであった。進捗結果を見ると各ホームとも光熱費は夏場の暑さがそれほどではなかったせいか、クーラー稼働でマイナスが出ることはなかった。現実にはクーラーの使用や水道の使用は多かったが、想定の範囲内である。そのため、前年度光熱費を値上げしたGHあおぞらも余裕をもってプラスサイドであった。
また、食費については食材配送会社から毎日供給を受けている関係上、どのホームもほぼ同じで、大きな影響はなかった。だが、主食の食材が少ないと思われるので、副食の工夫が必要と思われた。高齢者の割合が多いホームでは少食の影響が出ることもあるが、大きな差としては表れていない。余った食材は若い人に回しているようである。また、4月は前月度の購入が多かったせいか、食材費の残りが多いGHが2か所ほどあった。一応食費の進捗も順調である。
ただ、日用品や娯楽費などの進捗はどのホームも余裕がある状態であった。これはコロナの影響もあり、催し物が少なかったせいで娯楽費の進捗が芳しくなかったことによる。
結論として、来期の利用料は今期設定された利用料を継続することにした。後期の進捗は冬場の寒さがどれくらいの影響があるかだと考える。聞くところによるとラニーニャ現象のため冬の寒さが厳しくなるとの予想もあるので、暖房のための光熱費アップに注目しながら進捗経過を見守りたい。
一人当たりのGH利用料の残金 (-3000円/月)
ホーム 食費 光熱水費 日用品・娯楽
あおぞら 2900 4100 1100
あすか、ガーデン 5300 1400 2100
ウイズ 1600 2300 3200
みらい 3760 2600 1700
ボイス 2300 800 1100
なお、利用料の設定については、毎年見直しし、アイテムごとに3000円/月余裕が出るように設定している。そして、毎年締め(6月決算時期)が確定すると宿泊数に応じて利用者に全額払い戻される仕組みである。およそ10万円から20万円くらいが返済される。
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