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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 紅葉から落葉へ |
2021/11/15 |
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9月25日にコブ拾いに出かけてからずいぶん時がたった。コブヤハズもマルバダケブキの葉にくるまれてこれから到来する冬に備えていることだろう。マルバダケブキの葉を食べて体力をつけた虫はいよいよ落ち葉の中に潜り込む季節である。こんなことを想像しながらペンションすずらんのライブ映像とロッジ長兵衛の雨宮さんのブログを覗いている。最近、ペンションすずらんのライブカメラは不調であり、調整中のマークがつくことが多い。虫取りシーズンはペンション付近の緑の状況を把握しながら、はたまた、ロッジ長兵衛の雨宮さんの3枚程度の写真で季節の変り目を感じながら、そして、天候状態(10日間天気予報)を加味して採集計画を立てている。コブ拾いからずいぶん経ち、紅葉の季節を迎えた。ただ、10月18日に寒気団が押し寄せ、急激に温度が下がったので、紅葉の速度も一段と速まったことだろう。
さて、雨宮さんのロッジ長兵衛も紅葉を見る登山者が多くなったため、10月度はずいぶんブログ掲載の頻度が高くなった。その写真を見ながら大菩薩の紅葉を楽しんでいた。いずれは冬山の景色に変わっていくことだろう。本来は落葉したこの時期にカミキリが飛来する枯れ木(ブナ、ダケカンバ、モミなど)を探し、次の夏にその木に卵を産みに来るのを捕まえるのだろうが、我々にはそのような余裕はない。以前、春に大菩薩から奥多摩まで回ったことがあるが、残雪の影響で、道路閉鎖があるので、なかなか詳しく調査はできなかった。10月末までは画面上で、紅葉を楽しんでいたのだがが、11月9日の写真では冬景色のようになった。前夜から続く雨のため、葉が8割は落ちたそうだ。そのため、樹間から麓の紅葉が見えるそうだ。枯れ木は探しやすくなったのだが、積もった落ち葉でスリップする危険は高そうなので、無理はできないなと思った。
さてさて、山の紅葉を楽しむために、雨宮さんのブログから写真を無断拝借し、ロッジの前の風景の移り変わりを経過順に並べてみた。ロッジ長兵衛にはお昼に立ち寄り、ブドウジュースやほうとうを食べたりして、いつも使っているので、許していただこう。
順次画面を並べながら気づいたのであるが、10月27日と28日の写真がずいぶん違っている。28日の写真は年代が違うときの写真で、紅葉が真っ盛りの一番よい写真ではと思ったりした。年によっては見事な紅葉もあるものだという認識である。
写真:1.10月11日 AM8:45 11℃ 2.10月21日 AM6:40 0℃ 3.10月27日 AM8:40 10℃ 4.一番紅葉が美しかった年では?(28日?) 5.10月31日 AM7:30 7℃ 6.11月9日 AM7:05 9℃
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