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【理事長 明石邦彦のつぶやき】衆議院選挙 |
2021/11/8 |
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31日は衆議院選挙であった。グループホームの利用者2人と一緒に朝早く投票所に出かけた。利用者の一人は今まで後見人がいることで選挙権がなかったが、制度の改正により選挙権が与えられた人であった。投票所内で一人一人受付を行い、市長選、衆議院選など、順路に沿って投票が行われた。一人は候補者を決めていたのか、すいすいと記入し、先行した。私は遅れ気味の人に歩調を合わせて投票した。遅れ気味の人は候補者欄を見ながらしばらく考えているようであった。次の衆議院選挙ではえらく長くかかっているので、「漢字ではなくて、ひらがなで書いてもいいですよ」と申し上げながら、何を考えているのかと後ろからのぞき込んでみると一番左端の人の名前を書いているようである。以前は、元市会議員の方が理事長をやっていた施設に通っていたので、その政党を書かれていたように記憶している。ところが今回は違う政党の人の名前が記入されていた。どうしてかなと思いながら比例の投票に移った。えらく時間がかかっているので、また、後ろからのぞき込んでみるとなんだかわからない政党名ではないものが記入されていた。後で気が付いたのであるが欄外にある文字の記入であった。「これは政党名ではないから、次の行からの政党名を選んで書いていただきたい」と言いたかったが、違反行為となるので、書き終わるのを待ち、一緒に投票することにした。どうやら、本人としては左端の一番目の文字を選んでいるようである。比例票はあえなく無効票となった。投票が終わり、利用者に確認したところ、選挙公報を読まれていないことを確認した。選挙公報を見ることもなく、とりあえず投票所に来られたようである。利用者はみんなと一緒に投票所に行けることが楽しいということであった。今まで投票することもできなかった過去(後見制度利用)から考えるとこれもありだと思った。次回は選挙公報を渡して、選んでもらうことが必要だ。
さて、選挙結果は自民党が菅さんから岸田さんに顔をかけ替えたことが成功したようで、大幅に議員数を減らすことはなく、絶対安定多数を確保した。また、以外にも維新が大躍進であった。国民の不満の受けどころが維新に向かったようである。維新人気は大阪だけかと思ったら、全国的な流れになっているようだ。なんだか人気投票のように感じられ、小選挙区制や比例代表復活など課題が多い選挙と感じた。数々のスキャンダル解明まではまだまだ先のことだと思われる。
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