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【理事長 明石邦彦のつぶやき】話し相手がいなくなった⇒ロス状態。 |
2021/10/18 |
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9月30日付で、専務理事を長らく務めていただいた加藤さんが78歳の高齢のため法人を去った。法人としては後期高齢者で、常勤の人が去るのは初めてだ。そのため、ささやかな歓送式を行った。コロナ禍でないならどこかのお店で盛大に祝うのであるが、諸事情から許されない。事務室でのささやかなお別れ会である。彼の入社は社会福祉法人を立ち上げ当初で、財政面でも不安定でヨチヨチ歩きであったときからである。運営する私も福祉の世界がよくわからなかったので、財政、人事の面で苦しんでいた時を支えていただいた。それから17年が経過したことになる。本来なら区切りよく3月末の退社であった。しかし、今期は大幅な異動を行った影響でサビ管の資格取得が間に合わず、6ヶ月の延長をお願いした。彼の体調は万全ではなかったのに無理をさせてしまったなという申し訳ない気持がある。心臓の方に問題があるようだが、原因をはっきりさせて元気になってほしいものだ。法人としては悩み事相談のできる人という位置づけであるので、体調が許せば1回/週でも出てきてアドバイスをいただければと思う。
私はいつも朝が早いので、その時間を利用して、原稿書きや調べ物をする。その都度、疑問に思ったことやこれからの施策を加藤さんに相談することが多い。また昼間、自分の時間が空いた時に時事問題まで含めた意見交換をするのが楽しみだった。加藤さんは読書家だったし、調べ物をするのも嫌いではなかったので、含蓄のある言葉で返してくれた。青い芝の会の横田さんに鍛えられたので、障害のある人に対する思いは体に刻み込まれたものがある。かくして年上の話し相手がいなくなったので、私の心はポッカリと穴が開いた状態だ。加藤さんロスは当分続きそうだ。
さてさて、彼の奥様から私と妻宛にハンカチと丁寧なお手紙をいただいた。「主人が長い間お世話になりました。ご迷惑をおかけしたことも多々あったと思います。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。また、これからも〇と□がお世話になると思います。今後ともなにとぞご指導くださいますようお願い申し上げます。・・・・以下略」という内容だ。こちらこそ共生会のために、健全な意見具申をいただいたことに感謝である。早速、〇さんと□さんにお会いしたので、加藤さんの意図を踏まえて、良いお店を作って頂くようにお願いした。
加藤さんには徹之含めて家族全員がお世話になり、ありがたく思っている。加藤家の方角に足を向けて寝ないことは以前から実践していることだ。感謝!感謝!
加藤さんとは虫採りに行ったことがあったなと思い写真を探しました。2016.7のペンションすずらんに泊まった時の写真です。後、熱川の写真も出てきました。徹之と私の間に立っている人が加藤さんです。思い出として掲載いたします。
写真:1.加藤さんの十八番:青い芝の会の運動 2・3.2016.7 すずらんでの初合宿(加藤さんは虫も採らずに読書と休息)4.2016.12 熱川旅行 お疲れ様です!
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