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【理事長 明石邦彦のつぶやき】総裁選の後は何ができるか |
2021/10/12 |
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自民党の総裁選が終わり、岸田さんが総裁になった。4役人事を見ると刷新のイメージは全くなく、巨悪の根源が幅を利かせている事態である。岸田さんのやれることは限界があると考える。さてさて、諸悪の言うことを聞くばかりでは短命内閣で終わることだろう。首を挿げ替えたところで腐った根幹は変わらないからである。岸田さんで日本の地位が向上するのかはなはだ疑問だ。この人は自分の意見を前面に出す人ではなく、出しても他に強硬な意見が出ればあっさり自分の意見を引っ込める姿をみてきたからだ。外相時代の慰安婦基金(和解・癒し財団)の10億円問題、近くは政調会長時、コロナで収入ダウンの方への30万円給付も公明党の10万円一律配布でひっくり返り、なんとも頼りない存在だ。今回も安倍さんがらみの追求を行うと言っていたのに、締め付けがあると発言がトーンダウンするなどまさにチキンと思われてもしかたがない。3Aの意見に傾聴していては限界だ。自民党も派閥の論理だけで、国民の声に聴く耳持たぬではいつもの延長線だと思う。今回の選挙で思うのだが、総裁選も一発勝負にしなければ野合、連合での汚らしさが漂ってしまう。このままでは衆議院選で大敗北しない限り、自浄作用はおこらないであろう。最近の自民党とは安倍さんのおかげでまさに右翼なのかなと思ってしまう。リベラルは排斥・淘汰されて消えてしまったのかなと思った。
いずれにしても4役は自分の派閥から出すことができなかった。これでは自分の腹心がいないので、思い切った施策も述べることはできないだろう。大臣の任命も発表が行われたが、派閥人事で行われたようで、脛に傷を持つ人が多いように感じる。これを見ると甘利、麻生の後ろにいる安倍の3Aが支配する傀儡政権となる。岸田さんによる河合夫妻の1.5億円問題の解明にも至らないであろう。これでは内閣支持率も47%と低迷するばかりである。ご祝儀相場は通じない現実がある。10月31日の選挙で洗礼を受けなければ自民党は変わらない。また、国民もまやかしに気が付かないと不毛の年月が長引くばかりだ。
最後に、首相を長く続けるには選挙後でも巨悪を排除することだ。それでないと早めに責任追及されて首がとんでしまうことだろう。
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