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【理事長 明石邦彦のつぶやき】最近のコロナ感染者の推移 |
2021/9/17 |
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緊急事態宣言が9月30日まで延期された。12日で期限設定の意味は総裁選のためだったのかと改めて思った。科学的な解釈に基づいての期限設定ではないことを気づかされる。これではまともな感染対策は取られないのが当然である。ワクチン接種一辺倒では解決しないことはアルファ株からデルタ株への切り替えで思い知らされたし、ブレークスルー株では2度のワクチン摂取済みの人も感染することが明らかになった。基本的には飛沫が乾燥した空気感染からの広がりに対処しなくてはいけなくなったことだ。冬場の感染拡大が心配されることになった。若い人たちにワクチンが早く行き渡り、私たちも3度目のブースター接種も必要となりそうだ。ファイザー社のワクチンは6ヶ月経過すると抗体が80%と近く低下するというデータも発表された。ワクチン接種者は重度とならないというけれども、できればかかりたくないというのが本音であるので、冬場前の接種は希望したいものである。なお、孫たちのような子供たちのための接種も気になるところである。子供はかかりにくいという定説も少しずつ覆されつつある。コロナは変異し感染幅を広げていくだろう。子供にとって現在使用されているワクチンはどこに障害がでるのかはっきりさせてもらいたいものだ。体重あたりでやれば案外解決するのではと思ったりする。女性に副反応が強く出るのも体重あたりには多いということも考えに入れても良いのではと思ってしまう。いずれにしても研究陣(特に感染研)はここに重点を置き、利権?派閥?争いはさけて、本来の役割に終始すべきである。保健所やその他機関でPCR検査拡大、はたまた防止法を突き詰めるべきである。ただ、東京都で明らかになったようにコロナ用の空きベットが多く、それにも補助費用が出ているという実態がわかってしまった。尾崎さん(東京都医師会)は野戦病院が必要といいながら医者の権益を守ることに終始して、隠していたのかと思うとがっかりである。補助金を返還すると言っているが、権益を守っていたという事実はまさに日本の病んでいる姿を見せつけるものであった。
それては別に、コロナの感染者が減少してきている。東京都は100人を割り込み、川崎市単独は高いが、神奈川県全体では東京都並である。季節の変わり目で、我々の免疫力が高まってきたのかと思う。確かにワクチンを接種した人が多くなり、若い人たちに感染拡大が続いているということはなんだか変であるが、上さん(医療ガバナンス研究所)が言うこと(流行期は夏と冬)は事実であると理解できる。尾身さんよりはコロナ対策に長けているのではと思う。まともなことを言う人が分科会から遠ざけられているのは政府のいつものやり方であるので、解決にはまだまだ時間を要することだろう。
最後に、川崎市の7区の10万人当たりの感染者数の最新版をまとめてみた。(9月5日~12日まで)
なんと川崎区が他の区よりも圧倒的に患者数が多いことに驚いた。他の区は100人以下のデータであるが、川崎区はほぼ200人の感染者が出ていることになる。繁華街などへのお出かけは一層控えるように職員・利用者に呼びかけねばならない。人が密にならない山なら許されるか。コブ拾いはコロナ対策を施して出かけるので、不要不急のお出かけとして認めてもらおう。
写真1.東京都と神奈川県の感染率 2.川崎市の区の感染率
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