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【理事長 明石邦彦のつぶやき】ワクチン接種が広がる |
2021/6/9 |
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65歳以上の高齢者の接種も始まった。GHの高齢者も接種券が郵送されてきたので、近くの病院に予約をして接種を受けることになった。早速、71歳の利用者が受けたので、痛みはどうかと聞いたところ、全然痛くないという話だった。2回目は痛くなることもあるので、薬とか用意しておきますねと声をかけた。ところが70歳を過ぎた支援者は接種する病院が見つからず、焦っていた。GHがあるマンションの郵便受けに第一病院から6月中の接種に余裕があるというチラシが入っていたのを世話人が思い出し、チラシを見せて申し込みをしたところすぐに予約が取れたようである。どこの病院でもようやく前向きに摂取を行うようになったと思われた。私がかかりつけの病院(前立腺肥大治療)は太田総合病院であるが、そこは接種を表明していなかった。6月7日に定期健診であるので、病院を訪ねたら「接種の人はご相談」をと書いてあった。以前と対応が違うなと思いながら、早速担当の先生に病院は接種をやり始めたのかを聞いてみた。先生の言では「遅くなったが、接種に手を上げた。高齢者の方には迷惑をかけた」と謝られた。早く手を上げてくれば安心して打てたのにとポロリと嫌みが出た。私は近くの病院で接種してもらったが、予診票で通院している人の薬を質問するところがある。そこには「かかりつけの医者に聞いて、問題ないかをください」と書いてあったが、無視して接種を受けた旨伝えた。私が飲んでいるユリナールはワクチン接種には影響しないことを確認できた。
さて、川崎市では64歳以下、59才以下39歳から12歳までの3段階で接種の案内がある予定になっている。オリンピック前に全員打ち終わる気でいるのかなと思ったが、そんなにスムースに行くのかはなはだ疑問に思っている。国会では尾身さんがパンデミックな状態の時にオリンピックを開催するならばそれ相当の覚悟を持ってやらなければと発言された。早速、ダメな大臣から「自由研究」、「別の地平からの発言」とか散々馬鹿にしたような発言がなされた。わたしはどちらが馬鹿かと思ってしまう。政府は専門家の分科会などにオリンピック開催についての意見を聞く耳も持たないようである。いつも専門家2名(内閣官房付?)の意見は聞いているなどと首相は言ったが。分科会を貶める発言である。それでは専門家の分科会は何のために存在するのかと思ってしまう。開催する理由や実効性のある対策を明言できない内閣ではリスクマネジメントが不在である。専門家は使い捨てではない。内閣官房の調整会議に出ている2名の専門家(岡部、斎藤両氏)より、分科会の先生のレベルの方が低いと言っているようなものだ。いつもダメな首相の答弁をフォローいてくれていた尾身さんを馬鹿にするのもいい加減にしろだ。2名の専門家の意見を聞いて判断するのなら、首相は気の利いた答弁でもやってみなである。まともな答弁ができないのは2名の専門家のレベルが低いことになるはずだ。政治家も専門家も若い斬新的な人間を登用しないと世界から取り残されることになるだろう。
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