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【理事長 明石邦彦のつぶやき】パルスオキシメーターというおもちゃ |
2021/6/1 |
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コロナ騒動が起こり、自宅療養者にパルスオキシメーターが配布され、肺の酸素供給能力を見る指標にされている。3年ほど前に義理の兄が間質性肺炎であったため、この機器を使って健康状態の把握を行っていた。なんでも95%以下になると酸素不足で酸素ボンベのお世話になるとのことであった。その時に、使わせてもらったら96%であったことを覚えている。かなり低い値なので、危ない、危ないと思ったものだ。
さて、万が一コロナにかかり、呼吸が苦しくなったら、酸素濃度がどれくらいかを把握していると緊急搬送するかどうかの目安になると思い、妻に購入を依頼していた。3週間くらいかかり製品は到着したのであるが、開封するのが面倒くさくて、妻のところに置いたままにしていた。妻も使おうとして開けたら説明書が付いており、面倒くさいとのことで私の机に放置された。私も面倒くさいと思いながら測定できるように準備をして自分の指を挟めてみた。98とか100とかいろいろな数値が出てくる。呼吸や心拍数なども表示された。血圧計でみる心拍数は信用できないと思っていたが、パルスオキシメーターの心拍数は正確に出ることを実感した。96など低い値の時は大きく呼吸して酸素を取り込むと数値が変動するのも見ることができた。妻の人差し指で測ったところ92%とかの数値がたびたび検知されるので、おかしいと思った。そこで中指で計ると98%以上になり、正常の値であった。妻の人差し指と中指では皮膚の色、指の変形の度合いなど微妙に違うので、人差し指は末梢の毛細管の状態が悪いのではと思ったりした。そして、この計器を使うと面白い実験ができそうだ。運動した時に体はどのような酸素濃度を上げていくのか、酸素の供給をよくするために心拍数、呼吸の回数の変化などが連動して動いているのを観測できそうだ。特に、高尾山とかに登るときに、ゼイゼイするまでの刑事的な記録をとって自分の心肺能力を確かめるのも良いなと思った。また、ヘルスセンターの自転車こぎなども面白いデータが得られるのではと思われた。これを使うと自分の体力の程度を把握でき、体力強化の方針を作ることもできる。良い遊び道具が手に入ったものだ。
写真1.購入品
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