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【理事長 明石邦彦のつぶやき】梅酒づくり |
2021/5/28 |
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初めての昆虫採集(5月15日、4人)はカエデの花を中心に行った。キバネニセハムシハナ、ピックニセハムシハナなど6種類ほどのカミキリが採れた。気温が低く、見るべきものはなかった。まだまだ、早春の山という感じである。森も若葉がないので、透けて見える。立ち枯れの木がどこにあるかはよくわかった。スズランのおかみさんの話ではこのところ気温が低く、虫屋もあまり来ないという話であった。今年は梅雨が早く来そうなので、梅雨前や梅雨の合間の晴天はあるかどうかはわからない。仲間同士では5月末には緊急事態宣言が解除されるであろうから、6月5日または12日ぐらいはどうだという話になった。副反応が予測される2回目のワクチン接種の前に実施したいものだ。今年の目標はクロサワヘリグロなので、大月にある大峠に通うことになる。大峠は食事処がないからウナギ弁当などを買って、温めて食べようという話になり、家路についた。高速道路も混んでいなくて川崎へ早めに帰宅となった。
さて、早く帰ったので、妻のところに顔を出した。途中、ベランダの金魚の水槽がなんだか変である。上に載せていたカラス対策の格子がずれて水中に落ちていた。変だなと思いながら、妻に事情を聴くと「酔った徹之がつまずいて倒れた」とのことであった。徹之は私が山に出かけたのを知って、私の部屋の冷蔵庫のビールを取りに来た帰りに転倒したとのことである。幸いけがもなくてよかったのだが、妻は「徹之のお酒が過ぎるので、今まで隠しているウイスキーを処分してほしい」とのことである。何本でてくるのかと思ったら出てくるわ、出てくるわで、飲み残しが6本、未開封が4本で、計10本である。他にワインが1本でてきた。この数量を私一人で処理するには体がもたないと思った。でもどこかに仮置きし、徹之に見つからないようにしなければならない。そこで、金魚の道具類をしまっているキャビネットを使い、一時保管することになった。でも最終的に何らかの処分は求められている。
次の日、近所のスーパーに出かけたところ梅酒のための梅が販売されていた。普通は35%の焼酎で作るのであるが、徹之から没収した45%のウイスキーでも作ることができるのでは、どのような味になるのかなと考えながら梅を購入した。梅酒用の瓶もあったはずだと思い、妻に聞いてみると「どこかにしまっていると思うので探してみます」とのことであった。2,3日しても探す気配がない。そこでスーパーに梅酒セットとして販売しているのではと思い探してみた。梅の実のところではなく、レジ裏の棚に梅酒用としての大きな瓶が並んでいるのを発見した。早速、氷砂糖とともに購入し、梅のヘタをとり、マニュアル通りに付け込んだ。まだまだウイスキーは残っているので、更に作る予定であるが、対象としての焼酎付けも必要と考えるとあと瓶2本が必要だ。早速、氷砂糖と瓶を買い込んだのだが、今度は肝心の梅が販売されていない。なかなか比較対象実験が進められない。痛し痒しである。その後、駅地下のお店で仕入れたら、ワンパック2500円とは驚いた。
写真:
梅酒づくりワンセット
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