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【理事長 明石邦彦のつぶやき】大阪選手の全豪オープン優勝 2021/2/24
 決勝戦のジェニファー・ブレイディ選手との戦いを昼間見ることができた。主導権を渡さず、抜きんでた力での圧勝のように感じた。まずは喜ばしいことだ。
 いつもは結果をニュース番組で聞くのであるが、NHKが真夜中に再放送しているとは知らなかった。夜中トイレに起きた時にチャンネルをつけたところ3回戦のチュニジアのオンス・ジャバー選手とのプレイが放送されていた。大阪選手はいつも感情のコントロールができず、自滅するケースが多く、まだまだだなと思っていたが、丁寧にラリーを続け、無理をしていないように思った。また、コーナーを狙いすぎて自滅することもなく、ラケットを投げ出すこともなかった。ある程度の我慢をするようになっている姿に成長を感じた。
 ゲームの途中でTVが足元を映す場面があったので、何かなと思っていると蝶がとまっているとのことだった。一度、足元から解放してやったが、蝶が大阪選手の顔に止まった姿を映し出し、しばしゲームが中断された。大阪選手はコートサイドに歩み、蝶をサイドのケースに移すシーンがあった。会場の雰囲気も緩み、ほほえましさを感じた。この場面ではちょうど相手にリードされていたので、気持ちの切り替えにもなったのだろう。逆転し、サービスゲームをキープすることができた。冷静さを取り戻した瞬間であった。後日、顔にとまった蝶を見ると汗のアンモニア臭に惹かれてとまったものと推測できる。緩慢な飛び方と羽を閉じる姿から考えるとカバマダラチョウ(オーストラリアでは違う種類かもしれないが)と思われた。このような大阪選手の仕草が人を引き付ける魅力にもなっているのだろう。また、精神面での切り替えの早さも身についてきたようだ。4回戦のカルビネ・ムグルッサ選手との戦いはニュースで勝利したと聞いた。また、相手にマッチポイントを握られながら逆転したとのことであったので、真夜中にTVで確認した。そして、大阪選手の精神的な成長をじかに感じることができた。次の台湾選手(シェ・シュウエイ)のコーナーをつく戦法にも対応し、また、セレナ・ウイリアムス選手との強力サービス合戦、コーナーをつく鋭いショットなどを見て、強くなったなと思った。全米オープンの7種のマスクや日本の森会長辞任などに対するコメントなど若いながらコート外でも卓越した考え方を示す人だと感心した。

写真:1.お顔に着地 2.そして優しく解放 3.日本でいえばこれかな カバマダラ





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