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あおぞらブログ


【理事長 明石邦彦のつぶやき】桜を見る会の前夜祭 2020/12/7
 世間ではコロナ感染拡大で第3波が来たと騒いでいるが、安倍前首相が開催した前夜祭での補填問題も特捜部の捜査が入り話題となっている。国会の答弁では「一銭も補填していない。参加した人がホテル側にそれぞれ支払い、領収書をもらった。事務所は収入、支出は一切ない。」などと言い訳していたが、誰も信用しなかったと思う。弁護士などの人たちが地検に告訴したので、特捜部はしぶしぶ安倍議員に調べを入れたのであろう。本来なら、菅首相が止めるべきであろうが、政権に未練のある安倍さんが元気になりすぎて、うるさいので、捜査の許可を特捜部に与えたものと思われる。
 朝日新聞の情報によれば補填額は5年間で900万円を超える額とされている。事務所も補填を認める発言をしている。そうなると安倍前首相の国会での答弁は何だったのかと憤慨する。「秘書が報告しなかった」などは小学生並みの言い訳である。安倍さん本人が知らなかったなどあろうはずがない。答弁する前に秘書に確かめるのが当然なので、ありえない話である。以前からニューオオタニホテルでは5000円の会費で収まるはずはない。同業者の話では1.1万円/人以上はかかるといわれているし、1説には1.6万円の会費が普通とされていたように記憶する。問題が発生した時にニューオオタニの今井敬社長(経団連元会長)と面談したのは口封じのためと勘繰られてもしょうがない。
そこで朝日新聞から与えられたデータで参加人数や一人当たりの実費用を計算してみた。
 また、ニューオオタニの会費費用は一般的にどれくらいなのかを推定してみた。

(朝日新聞データ)
       前夜祭の費用総額と会費および補填総額
年 費用総額(万円) 会費(万円) 補填額(万円)
2015   427   270   157
2016   407   229   177
2017   427   241   186
2018   448   304   145
2019   634   384   251
合計    2343  1428   916

 会費のデータから参加人数と一人当たりの食事費用を割り出すと次のようになる。
また、主催者は参加人数に見合う分の食事を提供しないのが普通であるので、参加人数を予想しての食事の提供率(食事提供数/参加人数)を調べた。安倍事務所が参加者に向けてどの程度の割合で食事を提供しているかを判断できると考える。


  年 *1参加人数(人)*2実参加費(千円/人)
  2015   540   7.9
  2016   458   8.9
  2017   482   8.9
  2018   608   7.4
  2019   768   8.3
   *1参加人数の把握:会費総額を5000円/人で割る
   *2実際の参加費:総費用/参加者総数

 事務所が補填した費用を加えての実質参加費は一人当たり1万円以下となる。一般的にはニューオオタニでは一人当たりの参加費は1万円以上かかるという話であり、その相場は1.6万円と言われている。総費用を抑えるためには提供する食事の人数分を抑えるのがパーティー開催の常識であるので、参加者に対する食事提供は少ないと考える。
 次に、1.6万円のパーティー代で食事の提供数を計算し、実参加者から見た食事の提供率を計算した。

    一人当たりの費用を1.6万円とした場合の食事提供数と提供率 
年 総費用万円 *1食事提供数 人数分 実参加者人 *2提供率%
2015  427   267  540  49.4
2016  407   254  458  55.5
2017  427   267  482  55.4
2018  448   280  608  46.1
2019  634   396  768  51.6
    
*1 食事提供数:総費用を参加者は一人当たり1.6万円かかかったとし、割る。
*2 食事の提供率:食事提供数(1.6万円)を実参加者で割る

 食事の用意を提供率で表すと実参加者の約50%で見積もっているようである。我々がこのようなパーティーに参加するのは食事のためだけではなく、挨拶が多い。食事に手を付けたとしてもわずかで、また、お酒で口を湿らす程度である。そのように考えると参加者全員の食事の用意をする必要がないと思われる。主催者側としては参加人数の確認だけは必要である。参加人数は地元議員や有力者たちがバスなどで連れてくる人たちが主であり、参加者の宿泊ホテルもセットされているので、大体の人数は把握できることになる。その人たちの半分の食事が用意されればよいと事務所は思うであろう。そして、人数の増減は50人や100人単位で考えればよいと思われる

        食事の提供人数の設定と補填額の想定
年 参加者人 *設定人数 設定費用万円 会費万円 想定補填万円 実補填万円
2015  540  250  400  270  130  157
2016  458  250  400  229  171  177
2017  482  250  400  241  159  186
2018  608  300  480  304  176  145
2019  768  400  640  384  256  251
*設定人数は出席者の半分として丸めて表示した。

 設定人数は前年の収支決算や参加者情報により変化すると思われるが、事務所側は大きな赤字にならなければよいと考えるだろう。そのため、参加人数の50%の食事を提供することにして、ホテル側と話し合い、運営するだろう。また、補填額を想定するには設定人数から設定費用を計算し、参加した人の会費を差し引けば計算できる。この結果と、実補填の額との乖離が小さければ運営は大成功である。前夜祭の想定補填額と実補填額の差異は最大で2018年の31万円の差である。事務所側にとっては誤差の範囲内ではないだろうか。また、赤字が出たとしても今後の選挙母体の強化につながると考えると安倍さんからの大目玉を食らうことはないだろう。事務所ではニューオオタニでの費用は1.6万円/人の予算で、人数を絞る方法がとられていたようだ。
 なお、参加人数の多寡から実補填額の大きさを言い当てることはできないようだ。想定補填額と実補填額の差はー27万円から+31万円の幅があることだ。人が増えれば食事が足りないので、追加注文しなければならない場合もあるだろうし、人が多くても食事の提供量を絞れば想定した補填額が少なくても済むときもあるはずである。これは事務所の差配される方が前夜祭の雰囲気を見ながら決めればよいと考える。

 今回の補填問題については特捜部がどのような判断を下すかわからないが、5000円会費で前夜祭を開くことはできないことが証明されたようである。首相が国会でイケシャーシャーと嘘を述べることは私たち国民を愚弄していると考える。私たちは憤慨しないといけないことだ。





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