トップページ
最新記事一覧
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
|
|
|
|
|
|
【理事長 明石邦彦のつぶやき】コロナにやられた! |
2020/11/10 |
|
8月末に、OB会の中止の葉書が来ていた。棚の上を整理していたら絵手紙を見つけた。ドラえもんの張り紙で、11月20日の会は中止と書いてあり、「コロナにやられた」とある。5月に出席のお手紙を出してはいたが、「コロナの状況次第ですね」と書き送ったことが現実となった。残念なことである。この手紙が届いたころはグループホームの支援者が無症状ながらコロナ陽性が判明した時期である。支援員、利用者ともに濃厚接触者の定義から外れるが、安心のためにPCR検査の必要性を保健所に訴えていた頃である。まさに、保健所と交渉したり、すぐに検査をやってくれる病院を捜したりしていた時だった。このために葉書は棚の上に置きっぱなしとなった。OB会は高齢者の集団であるので、万が一にもうつったりしたら大変である。私のような75歳が若手であるので、容易に平均年齢の高さは推測できる。この会への出席がもとで、旅立たれれば幹事はおおいに責任を感じてしまうことになる。来年はどうだかわからないが、ワクチンや薬が開発されないと安心できる社会ではないようだ。この葉書を発見して、棚に置いてあった最新の発酵工学誌を見ていたら巻頭言に味の素の後輩の方がコロナについて述べられていた。3月末から在宅勤務が続いているとの発言である。役員だから毎日が在宅ではないと思うが、会社での面談は少ないということだろう。そして、コロナ後の社会に対する行動を書いてあった。「現状を回復するだけでなく、新たな仕組み作りおこない、いち早く成長に向けて進んでいかなくてはならない」と。特に、「状態が回復することをただ待ち望むだけでなく、将来について考えよ」とのことである。さて、福祉の分野ではコロナ後の未来とはと改めて考えさせられる。会議などの連絡や会議はテレワークでできるかもしれないが、障害者を家庭やグループホームに留めることは支援にはならないと考える。やはり、face to faceがないと意味がないように思う。コロナと付き合いながら障害者がどのような未来を作れるのかをいつも考えていなければと思う。
写真:中止のお知らせ(T氏作)
|
|