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【理事長 明石邦彦のつぶやき】Part 2 一の平林道から湯ノ沢峠へ |
2020/8/19 |
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一夜空けると梅雨明け宣言が出され、暑さを感じる日となりました。朝食後、一の平林道の伐採地を経由して湯ノ沢峠のお花畑の見学に出かけました。一の平林道は落葉松の大伐採地がありますので、そこでパキタを狙うことにしました。前日の親水公園でのパキタ採集の状況から考えると伐採木とノリウツギの花の組み合わせはパキタ採集に最適と思われたからです。貯木場ではクレーンが大木を運んで危険でしたので、貯木場周りのノリウツギを掬うことにしました。そうするとすぐにパキタがとれました。皆にノリウツギの花を徹底して掬うように伝えたら菅原さんが続いてゲットしました。この旅でなんと3頭も捕まえることが出来ました。粘ればまだまだ数を増やすことができたかもしれませんが、妻と徹之がいますので、湯ノ沢峠の花畑に向かい、ウスユキソウ(エーデルワイス)などを見て楽しみました。残念ながら雲がかかってきて、富士山の絶景を拝むことはできませんでした。お花畑を後にして焼山沢真木林道を下り、ノリウツギの花で採集を続けていると蝶の写真を撮っている方と出会いました。この付近は撮影ポイントだそうです。網の中にいるカミキリの写真を撮ろうとされましたが、大きな望遠レンズのため無理だとあきらめて、本業に戻られました。また、下の方から川崎市多摩在住のカミキリ屋さんが上がってこられ、挨拶を交わしました。この場所がカミキリの採集ポイントなのだと実感しました。林道を下り、次の目的地であるレジャーセンターに向かっていた所、道路沿いに満開のミズキがあることに気が付きました。全員で花を掬ったところ、フタコブルリハナが採れました。各人がこの虫を採集できるまで待って、昼食をとることになりました。ミズキは6月に咲くことが多いのですが、今咲いているということはよほど日当たりが悪い所なのだと思いました。レジャーセンターではニジマスやヤマメ釣りを楽しむ予定でしたが、釣った魚を自分でさばいて、焼いて食べるには時間がかかります。それから昼食となると・・・。早目の帰宅を希望した奥様のために隣のお店でヤマメの塩焼きと天ぷらそばを頼むことにしました。最後は景徳院で武田勝頼の墓を訪ねて、今回の旅行は終わりとなりました。奥様や徹之さんのサービスに努めた採集行でしたが、お二人にはご満足頂けたでしょうか。また、機会があればおいしい空気を吸うためにご同行いただければ幸いです。
写真1.翌朝の出発時~ペンション入口で 2.パキタのいる貯木場 3.パキタ(キベリカタビロハナ) 4.湯ノ沢峠のお花畑のお二人 5.ミズキの花のもとで最後の採集 6.フタコブルリハナ
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