社会福祉法人 あおぞら共生会
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あおぞらブログ


【理事長 明石邦彦のつぶやき】家族旅行を兼ねて Part 1 上日川峠編 2020/8/11
 かねてより私たちの昆虫採集を見てみたいという奥様の要望に応えて、大菩薩にあるペンションすずらんに出かけました(7月31日~8月1日)。当然のことながら徹之も同行いたしました。虫好きではない徹之には「美味しいバーベキューが食べられ、ワインも飲める」ということで参加していただきました。妻と徹之にとってもコロナ禍のため講演旅行がありませんので、どこかに出かけるのを望んでいたと思います。
 天候の方は梅雨明けがまだなので、曇り空から細かい雨が時たま降る中で出かけることになりました。花が雨に濡れると虫の方も集まらないなと思いながら勝沼ICを降り、上日川峠を目指しました。まずは源次郎岳の麓にある展望台に出かけ、ノリウツギやリョウブの花の開花状態を把握することにしました。雨が降っていない場合は湯ノ沢峠のお花畑に行こうと計画していましたが、大雨の場合、土砂崩れの危険性があるとして通行規制がかかることもあると思われたので、次の日に回しました。
 さて、展望台で採集道具を揃えて、準備に取り掛かりましたところ、大雨となりました。降りしきる雨の中でタタキ網を使っていると採集したカミキリもずぶ濡れになり、動きが取れなくなっていました。これでは採集は難しいと覚悟しました。しかしながら、徹之は晴れ男なのでしょう、30分もしないうちに雨がやみ始め、太陽が見えてきました。また、富士山も見えるようなり、天気は急回復です。皆さんは気分が良くなり、闘争心が出てきました。私も一層元気になり、栗の花の周りの灌木を叩きました。そうするとヤマトキモンハナがタタキ網に次々と落ちてきます。交尾しているものも簡単に採れました。たちまち10頭となりました。また、ノリウツギにはいつものハナカミキリが集まってきました。この場所(1400m付近)で花と虫の状態を把握した後に本日宿泊予定のペンションすずらんを訪れました。今日の部屋と夜間採集の確認を行うとともに昆虫館の澤井館長にキベリカタビロハナ(愛称 パキタ Pachyta)のいそうな場所の確認を行いました。お話によると上日川峠(1600m)から下りた道々のノリウツギの花を捜したらよいとのことでした。また、ロッジ長兵衛の周りのブナの立ち枯れにオオホソコバネ、クロホソコバネがいるとのこと。昼飯はロッジ長兵衛で「ほうとう」を食べることにして、上日川峠まで車を走らせました。途中で花を見つけては一旦停止してパキタを捜しましたが、珍品ですから容易くは採れません。また、ロッジ長兵衛付近ではブナの立ち枯れも少なくなり、こちらも簡単には採れません。時間のある時にブナの立ち枯れを多く見つけることが大事だなと感じました。さて、「ほうとう」を食べようと思い、ロッジを訪ねるとお店が閉まっていることに気が付きました。コロナだから平日は開けてないのかもしれないと思いながら、昼食のため、すずらんに逆戻りとなりました。途中で花の咲いている場所に車を止めて採集しましたが、ピリッとした成果を得ることはできませんでした。そこで、いつも行っている親水公園(ノリウツギの花が沢山ある所)に出かけることにしました。公園入口に来たところ通行止めになっています。ただ、車が通るほどの隙間がありましたので、いつものノリウツギの場所に急ぎました。下り道なので、私は車から降り、途中の花や枯れ枝を叩きながら採集することにしました。途中で落葉松の伐採木を集めている場所(土場)で何かいないかなとみていると少し大きめの虫が飛んでいることに気が付きました。すぐにパキタだとわかり、慎重にネットに収めました。多分、産卵のために飛んでいたものと推測しました。また、貯木場の丸太にシラフヒゲナガがいることも確認いたしました。ちょうど毒瓶に収めたところに林さんが来られ、「これは初めてとりました。自信があります。」とのこと。ネットの中を覗いてみるとシラフヒゲナガでした。多分私より早めに採り、確認のため持ってこられたものと思います。彼の虫を最初の記録としてカウントすることになりました。私はパキタの採れた状況を教えて、これからは注意を払うように伝えました。パキタが採集できたので、意気揚々とペンションすずらんに戻ることになりました。途中、上日川ダムでコマクサの可憐な花を観察しながら、すずらんに帰り、すずらんの奥様に「取りました!」と報告いたしました。澤井館長も喜んでくれることでしょう。昼食後は再度展望台まで出かけてノリウツギなどを捜しました。須賀さんはルリボシを見つけて大喜びです。ゲットした大型の2頭は籠に入れると見栄えがします。妻たちもきれいなカミキリであると感嘆しています。本当にこの虫は素人受けがいいですね。
 夜はライトアップしてクワガタ採りです。コクワガタ、アカアシクワガタが最初に採れました。後半になるとミヤマクワガタが続々と飛んできました。面白いことにメスは道路にうまく着地できるのですが、大型のオスは着地に失敗し、ひっくり返って、もがいています。採るのは非常に簡単でした。2時間が経ち、15頭程度採ったところで、雨が降り出しましたので、引き上げることにしました。夜間採集に参加した皆さんにとっては楽しい経験だったと思います。宿舎に戻り、風呂に入った後のビールは格別でした。

写真:1.雨に煙る展望台で準備 2.雨中の採集は大変だけど。採ったぜ。
3.晴れた。タタキ網がやりやすい 4.木の表面は乾いていますか? 5.パキタ捜しにピ-ス! 6.富士山が見える(石丸峠入口バス停付近)7.夜間採集:クワガタがゴロゴロ


   



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