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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 福岡選手の引退宣言 |
2020/6/16 |
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昨日、福岡選手が東京オリンピックの延期により7人制ラグビーからの引退を宣言した。オンライン会見での宣言であったので、一般の引退宣言とは違った印象であった。彼は以前からオリンピックが終わったら、医者の道に進みたいとのことであったので、オリンピック延期が引退への決断であったと考える。今のコロナ感染の状況では1年後の開催もおぼつかないので、賢明な判断だと思う。医者への願望は親(歯医者)や祖父(医者)が医者の系統であるから幼い頃からの夢であったろう。県立福岡高校は進学校であったことから特に同級生の中にも医学部への進学希望が多かったこともあろう。同級生の中にはすでに医者の道を歩んでいる人も多いと思われる。彼の学問のレベル(筑波大学情報群へ進学)がどれほどのレベルかはわからないが、現役、一浪後も医学部進学にチャレンジしたように書いてあるので、かなりのレベルであったのであろう。ラグビーの選手時代から理系中心の勉強を続けており、ワールドカップ前も机に向かって勉強している姿のTV放映があったので、それなりの実力を維持しているのではないかと推測される。このように筑波大学進学レベルと考えると国立系では難しくても、私立の中で受け取ってくれるところもあるのではないかと思う。彼に実力があれば大変失礼なのだが、卒業後のブランクは大きいと言えるだろう。しかし、是非とも合格して6年後(筑波大卒で短縮ケースがあるかはわからない?)どこかでインターン生活を送っている姿を見たいものだ。スポーツ医学でもよいが、自分の経験をいかした指導で多くの人たちに影響を与えてほしい。ただ、受験前にラグビーのトップリーグに出場すると宣言しているので、受験勉強ができるのかなと思ってしまう。どういう形で医学部進学になるのかはわからないが、勉強に力を注ぐようにしてほしい。本来は九大の医学部に挑戦したかったのであろうからそこでという考えもあるが、レベル的には難しいことだろう。筑波大医学群で受け入れられるのなら幸いである。どうなるかは注視していきたい。私の記憶の中では福岡高校ラグビー部からは九大医学部に入った人は知らない。ラグビー部出身者は推薦でそのまま大学ラグビー部に進んだものが多く、明治、慶応などの有名私大であったように思う。ただ、一人だけ一浪して九大工学部に入った人がいたような記憶がある。しかし、福岡選手にはどういう受け入れコースがあるのかわからないけれど、悔いのない人生を歩んでほしいものだ。応援する。
写真・イラスト:引退して医者の道に
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