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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 大菩薩峠の登山・観光の自粛 2020/5/22
 来るべき虫のシーズンに向けて、毎日ペンションすずらんのライブカメラとロッジ長兵衛(上日川峠)のツイターを覗き込んでいる。5月6日の自粛解除も延長になり、ストレスはたまりにたまっている。ロッジ長兵衛の画面によると山梨県は5月31日まで観光文化局名で登山・観光の自粛を訴えている。宿泊施設は解除が予想される5月14日までお客様を迎えるための活動を着々と進めているようだ。しかしながら、昨年の台風15号、19号の土砂崩れの影響で塩山駅から丸川峠のアクセスは土木工事のために再開には時間がかかりそうだ。大菩薩嶺の登山情報によると4月は3度(5日、15日、28日)雪が積もり、5月11日はまだ軽アイゼンが必要と書いてある。この影響だろうか甲斐大和駅から上日川峠までは通行禁止となっており、辛うじてすずらんまでの通行が許可されている。すずらんのライブカメラでは上日川峠に向かおうとする車がすずらん前に設置してある冬季閉鎖のゲートでやむなくユータンする姿が時々見られる。すずらんのレストランも営業時間を短縮し、宿泊はストップの状態だ。ただ、昨日は甲府が30℃になったので、今まで咲いていたヒメリンゴ?の花よりは若葉の緑が目立つようになっており、春の訪れを感じる次第である。
 さて、山梨県の自粛が解除されるには山梨県のコロナ感染者数の動向を見る必要があるので調べてみた。コロナ患者数は延べ56人で、5月3日を最後に11日までゼロの記録となっている。この状態では14日に自粛が解除されるだろう。しかしながら、神奈川県の車が入れるかどうかの問題がある。神奈川県は5月1日からの積算では148件、川崎市では20件である。川崎市では川崎協同病院のクラスター発生が大きな影を落としているので、解除は難しいと考える。こうなると5月31日までストレスは高まることになるのだが。
 昨年、5月18日に訪れたときはまだ満開ではなかった楓の花で久しぶりのカエデノヘリグロカミキリを狙おうと思っているが、難しくなった。センノキの立ち枯れで産卵するようなので、産卵を狙った方が良いのかもしれないが、6月までお預けである。

写真:1.自粛のお知らせ 2.カエデノヘリグロカミキリ


 



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