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【理事長 明石邦彦のつぶやき】八ッ場ダムの登場 |
2020/3/26 |
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いつも利根川水系のダムの貯水量や降雨量を見る習慣がついている。3月過ぎて突然観測データの画面を見ることが出来なくなった。2,3日続いたので、「なんでかな」と思っていた。その後、画面が復元したら利根川上流8ダム諸量・各種観測データが9ダムに変わって出てきた。いよいよ八ッ場ダムの貯水量や雨量データが示されるようになった。改めて、八ッ場ダムの貯水量データを見るとここ1週間で一桁の貯水率(%)から2桁台に移行した。雪や雨により貯水のスピードがアップした結果である。本日の貯水量と貯水率は11187千m3となり、貯水率は12.8%である。全貯水量を計算すると90217千m3となった。下久保ダム(120000千m3)、八木沢ダム(115500千m3)に次いでの貯水量となり、奈良俣ダム(85000千m3)よりは少し上の貯水量となる。水道や工業用水や発電できるなどの多目的ダムが完成した。工事中止など色々とあったが、ようやく稼働となった次第である。
草津に出かけたときに道路や橋梁の大きさを見るとものすごい量の水がためられるのかと思っていたが、そうでもない貯水量である。景勝地の吾妻渓谷が沈んでしまうことと名湯の川原湯温泉が沈み、新たな町が高台に作られていく様子をみた感想から考えると貯水量はこんなものかと少しがっかりである。しかし、昨年の19号台風の時は貯水機能としての役割を果たして、喜ばれたこともあった。真偽のほどはわからないけれど。
いずれにしても利根川水系のダムの一つとしてこれから提示されるので、昔の風景を思い出しながらのダム探索となる。これからは東京都が水不足にならないことを祈る。
写真:1.計画図 2.ダム正面
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