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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 コロナウイルス騒動 |
2020/2/3 |
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武漢からの避難で飛行機が迎えに行った。600人以上の避難が見込まれるので、3便は超える話になるのではと想像された。最初の便では疑わしき人の陰性が確認されたので一安心であるが、潜伏期が2週間ともなると安心はできない。2人ほどホテル三日月での拘束を拒否し、立ち去ったようであるが、後に発症したら責任はどうとるのかと考えてしまう。閣議決定では2月7日からの法令施行で、従う義務はないそうだ。それなら、お迎えの便で検査を受けるという確認書を取るなどすればよいと思う。政府の考え方に甘さがある。緊急時にはアメリカのように飛行機の格納庫で一定期間拘束するようなルールが望ましい。さらに、バスの運転手とガイドさんが発症する事態となり、ヒト・ヒト感染が認められた。それなら、申し訳ないが、一定期間の拘束は定常化ルールとして取り決めたいものだ。その後、無症状の人から陽性反応が出たので、これからはヒト・ヒト感染のケースが増えることも考えられる。このようなケースで発症が続くのならパンデミックな状態がもたらされるのではと危惧する。ようやく、WHOが緊急事態と宣言したが、中国の努力を讃えているのは「何でかなあ!」と思っている。中国政府がもう少し早く緊急事態として春節前に移動を禁じていたら武漢発のコロナ伝幡は防げたのではと思う。武漢封鎖は遅きに失した感があるのに。習体制が人民の非難を避けるためにWHOに圧力でもかけたのだろう。
さて、中国の防疫風景の一つとして背中に背負ったタンクから消毒液を噴霧する姿が見られた。ウイルス対策として消毒液で部屋や機器を噴霧消毒するのだなと思った。味の素の工場の現場で、バクテリアを侵して、増殖するファージに対する対処策が思い出された。どのような消毒液を使っているのかなと思う。ノロやインフルの時には発症した人が触れた機器(ドアノブなど)は次亜塩素酸ソーダでふき取っている。ウイルスの構造が脂質、蛋白で構成されるのであれば適用可能だなと思ったりする。アルコールや逆性石鹸なども使えるのかなと思いをめぐらした。ウイルスの核酸はRNAであろうから周りの脂質や蛋白が変性すれば失活するなと思ったりした。
法人でも武漢からの避難がなされたことを考え、29日に緊急対応としてマスクや手洗いの励行を各所に発した。予防重視で、インフルやノロの対応に沿うように指示した。いずれにしてもマスクや消毒液を揃えなければならない。グループホームには常時一定数が揃えられているようだが、日中事業所の利用者は家庭があるので、それほどの対策は取っていないのではないかなと思った。30日にマスクを本部で買うように伝えたが、なんとなんと!マスクの定価710円が1万円となっていた。これでは組織内で融通しながら、生産が追いつくまで耐え忍ばないといけないかも。なんということだ!
写真:1.救出機 2.コロナウイルス 3.消毒液散布 4.5.マスクと手洗い
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