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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 長い冬休み |
2020/1/10 |
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昨年の12月28日から正月5日まで9日間の長い休みとなった。28日はあおぞらハウスの正月用品の最後の配送となったために、朝に顔を出して暮れの挨拶を交わした。配送が終わったら時間が余るだろうから薬局のくじを引いて楽しむように福引き券を渡した。12回も引けるので、仕事終わりの楽しみにでもしてくれると幸いである。29日は大晦日の年越しそばと正月の雑煮の準備で、大変忙しかった。ゴミ出しは30日が最終日となるので、できる限り多くの料理を作った。そのため、30日は少しゆったりできた。今年の博多雑煮の味付けは少し濃い目となったかなと思った。ぶりの脂も浮かび、博多雑煮の特徴が出ているが、少し濁りが強いようにも思えたが、味がしっかり出ていれば問題なしとした。このような一連の作業は私にとっていつもながらの年末の定例作業である。30日は朝の4時くらいに目が覚めたので、BSをつけると中村哲さんのペシャワール活動の映像が飛び込んできた。改めて彼の活動の偉大さを知ることになった。その何時間後、違う番組を見ようとチャンネルを切り替えるとサグラダファミリアの建設の映像が映し出された。そして、案の定外村さんの言葉を聞くことになった。彼はガウディの塔建設の意図に思いをはせ、その塔の彫刻を作り上げようとする本音を語っていた。二人の話を伺うとなんだか福岡高校の校訓が思い浮かぶ朝のひと時となった。質実剛健の気風を感じ、新しい年を迎える気持ちの昂ぶりを感じた。31日は明日来訪する政嗣夫婦のために、鮮魚を買い求めることにし、駅地下のお店に出かけた。さすがに正月前である。ピンのお値段であった。でも、孫の喜ぶ笑顔にはかえられないので、おじいちゃんとしてはすこし張り込むことにした。さて、夜は紅白歌合戦を見ることもなく、早目の眠りについた。元日は4時に起き、5時の電車に乗り、大師参りである。大師は帰途に就く人も多く、相変わらずの混雑ぶりである。さい銭をいれながら明石家の健康を願うとともに、あおぞら共生会並びに世の中の安寧を願った。今年は色々なプロジェクトを立ち上げ、着実に実践しなければならない年でもある。特に、賃金体系の変革を行うので、多くの予算をそちらに回さなければならない。賃金体系の考え方と法人のDNAへの理解を根付かせなければと思っている。帰宅後、雑煮と屠蘇の準備をし、10時には家族3人で一連の儀式を終了した。昼過ぎになると孫たちが到着し、久しぶりに全員集合の歓談である。そして、夜にはたくさんのお土産を持って帰っていただいた。2日は朝から箱根駅伝の応援となった。今年はナイキのシューズのおかげか、記録ずくめの結果である。その日は11時からグループホームの新年会が開催されるので、稲毛神社に出かける準備をしていると須賀さん(サビ管)から電話があった。利用者の井本さんが「新年会に行かない」とぐずっているので、説得してくれとのことである。井本さんの部屋にいくと「行かない。カラオケはいやだ」という一点張りだったが、会話を重ね、「それじゃー、カラオケに行かなくてもいいよ。貴方は歌がうまいので、みんなと一緒だと音程が狂うから嫌なんだね。食事会が終わったら一緒に帰ってこようね。」となり、出かけることになった。井本さんの体力強化もかねて、稲毛神社までゆっくり歩いて出かけた。道中、井本さん得意の社会貢献の話になると会話は一気に弾んだ。時間はかかったが、皆と合流できた。関係者28名の初詣が終わり、お昼は中華料理である。食事の前にビンゴでお年玉争奪戦を行い、料理を食べ始めると彼の気分は様変わりした。少しビールが入ったせいかすっかり上機嫌である。結局、「カラオケに行く」といい、朝のグズリは雨散霧消である。カラオケでもご機嫌だったとのこと。3日は箱根駅伝、4,5日は法人の2020年運営計画、賃金プロジェクト、GH開設計画などを思い出しながら考えを練り直し、初仕事を迎えることになった。今年もやるべきことが多いなと感じる年である。
写真:➀川崎大師 ②全員集合で元旦を祝う ③稲毛神社での初詣(GH)④全員集合(GH)⑤昼食は中華料理 ⑥お年玉争奪戦勝者
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