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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 湯ノ沢峠のお花畑 |
2019/10/8 |
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湯ノ沢峠登山口(1650m)から少し登ると黒岳方面や大蔵高丸方面へ行く分岐点がある。そこにはどの方面に行くのかを登山者が申告するカウンターが設置されている。4つも置いてあった。登山者が多いので、4つも準備されているのだと思い、何も見ずに一番左端のカウンターを押してしまった。4人であるから4回だ。帰りに確認した所、カウンターの前に行先表示がなされており、黒岳方面に4人が登ったことになる。大蔵高丸は右端だった。間違いに気が付いたが、カウンターが必要なのはどうしてだろうと疑問が湧いた。毎日カウンターはゼロから始まるのか?積算してどのコースに人気があるのかを知るためか?遭難が起きたときに何を確認するのか?などの雑念が湧いて仕方がない(ミスの言い訳)。
さて、お花畑では一面に花が咲いているのではなく、歩道の近くに白い花や紫の花がポツンポツンとあるだけである。一面が花盛りではない。両サイドだけを探すのであるから遠くの花は確認のしようもない。私はウスユキソウとかハナイカリが目についた。また、ヤマトリカブトも見つけた。特にウスユキソウはエーデルワイスと同じ系統なので、高山の山野草のイメージが強い。また、大蔵高丸は草原から離れ、林である。お花畑ではないが、山道にはマルバダケブキも咲いている。しかし、見どころは富士山である。ここは秀麗富嶽12景の一つである。このような景色を見ると北斎の赤富士を思い出した。山頂が少しシャープなように感じた。写真で見るとあまりシャープさを感じないのが不思議である。
以下、湯ノ沢峠のお花畑の写真を掲載。20種類以上が観られるようだが、分類はまだ。わかっているのは半分位である。中でもいくつかの種類が好きなので、ご覧いただこう。
なお、山野草に詳しいSWさんによれば花と葉がないと同定しづらいとのことである。
そういえば、植物分類学者の長田教授の言葉が思い出された。「君。枝だけを持ってきても葉がないと同定はできません。」と。
写真:①湯ノ沢峠分岐点 ②お花畑入口(鹿侵入防止柵)③お花畑から富士山を望む ④葛飾北斎 富嶽36景 凱風快晴 ⑤ハナイカリ ⑥ウスユキソウ ⑦マツムシソウ ⑧ツリガネニンジン
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