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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 シーズン前の体力測定(高尾山、陣馬山) 2019/5/21
 4月28日快晴。天気も良いので、現在の自分の体力を測るために高尾山(599m)に出かけた。登山口から1号路を使って神社に参拝し、あまり疲労も感じずに頂上にたどり着いた。楓の花は満開を過ぎているので、600m以上の高度がないとこれからの時期は花が咲いていないだろうと推測できた。色々な花の開花状態を予測するために、高度を測れる時計を見ながら植物の芽吹きに着目した登山である。そして、昼前には登山口に戻ってきた。相変わらず、大勢の人が押し寄せてくる。次の日、脹脛の張りは感じないので、昨年よりは体力アップである。連休中に次の登山もできるのではと考え、天気予報とにらめっこである。その結果、5月5日も快晴が見込まれるので、高橋さん(障害のある方で、元GH利用者)と陣馬山(857m)の登山を計画した。
 彼の記憶力はあてにならないので、前日に電話をかけ、彼が乗る鹿島田駅での乗車時間まで確認して次の日を迎えた。私は早目に家を出て、約束の時間より前の電車に乗り、彼が早目に来ることを期待して鹿島田駅で待っていた。というのはJR藤野駅(陣馬山に向かう駅)で接続するバスの席を確保したいために、前に並びたいからである。5時40分に鹿島田駅に到着した。いつもは早めに来る彼の姿が見えないので、早速、どこまで来ているのかを確認するために電話した。応答なしである。何回か電話をしたが繋がらない。寝坊をしているのではと気になったが、次の列車まで待つ覚悟を固めた。6時にすぎに電話があり、「寝坊したので、30分後だ」という話である。色々考えたが、予定が大幅に狂うので、一人で行くことを決断した。「昆虫採集用具を2人分持っているので、負荷がかかるのだが」と思いながら、藤野駅に到着した。子供の日で、天気も良いので、さすがに登山客が多い。臨時バスもぎっしりである。一人で登るとマイペースで行けるので、楽だなと思いながら、伐採木や花を捜しながらの登りである。高度と花の関係を確認しながらの登山であるので、かなりの時間オーバーである。普通は1時間40分のコース設定であるが、2時間10分での頂上到達となった。なにせ昆虫採集のためのデータ採取であるので、脇道にそれたり、倒木や立ち枯れの木があるとじっと観察しているので、登山客は訝しげに追い越していった。そのため、いつの間にかしら最後を歩くようになった。例えば、高度200mくらいで、ガマズミの花が咲きかけているのを発見し、1-2週間後に満開になれば、あの山の高さではどのくらいの開花程度かを予測するのである。また、高度300mのモミの木に、樹液が流れているのを発見、しかも虫の脱出口がある。特有の円形の食痕はないが、オオトラカミキリの大きさの脱出口であるので、生息しているのではないかと推測した。秋に入る前に来れば面白い結果が得られるのでは夢が膨らむ道行きである。10時半には頂上に着き、和田峠に向かい、12時過ぎのバスで高尾駅に戻ってきた。和田峠への階段の下りは足腰に影響したが、夏の本番前の足慣らしを終えることができた。



写真:①ガマズミの花 ②モミの木の樹液 ③オオトラカミキリ





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