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   【理事長 明石邦彦のつぶやき】 平成最後の日に救急車で搬送 | 
   2019/5/20 | 
   
 
 
 
  
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          4月30日、お昼を食べて部屋でくつろいでいたら、マンションの管理人の方が部屋を訪ねてきて、「GHの利用者がコンビニで倒れたので、5階に運び込んだ。至急来てほしい」との緊急の呼び出しであった。ショートパンツ姿で慌てて、7階から5階まで下りて、状況確認を行った。頭を打ったのではないかと管理人さんは心配し、廊下に寝かしてあった。真っ青な表情で体も冷たいので、貧血状態ではと考え、すぐさま部屋の中に担ぎ込んで、寝かせた。それから妻を呼び出して二人で状態を確認し、救急車の手配を考えた。妻は彼が倒れたコンビニに状況確認しに出かけた。その間に彼の血圧を測ったところ、90-60くらいであった。これは彼が通っているデイサービスで倒れた状況と同じであると判断し、安静にしていると意識ははっきりすると思った。妻が戻ってきた。倒れた状況を店員の方に尋ねたところお昼のパンを買い、支払いの時にふらつかれたので、椅子に座っていただいたとのことである。店員の方たちはこの人はライオンズマンションの人であるとして、管理人に電話をかけたとのことである。その後、意識を回復した利用者は管理人さんとともに部屋に帰ってきたとのことである。店員の方の対応には改めて感謝である。地域に住むことの意義を実感できる瞬間であった。なお、管理人の方は以前蛍光灯を取り換え中に梯子から転落し、脳震盪を起こしたことがあった。事故を発見した私が救急車などを手配したので、「相見互いだね」という話になった。   
 その後、元気を回復した利用者は「お腹がすいた」とパンを2個食べ、安心して眠った。事件は一段落したと思っていたら、彼は午後7時に発熱して38℃の熱がでたので、インフルを心配して救急車を呼んだ。病院での検査では異常が認められなかったが、医者の前で倒れそうになり、あらためて血圧を測定した所、血圧の高い方が60であった。病院ではこの状態では帰すわけにはいかないとなり、精密検査のために入院となった。朝から痔による出血があったようなので、貧血なのかなと思うのだが、詳しく調べてもらうことになった。 
 また、お薬手帳によると血圧降下剤が3種類ほど処方してあったが、夕食時飲ませるのは見合わせたので、それが原因で病院での検査結果が低くなったとは考えにくい。 
 最後に、対応してくれたコンビニの方に「地域に生きる」ということの事例を実感し、感謝するとともに、救急車に乗り込むときには必要な書類を備えたセット物の明示が大切と思った。実際には備えてあったのだが、どれかわからず、捜すのに時間がかかった点が反省材料となった。平成が終わるという言葉は人生が終わると捉えられたら元気をなくすので、本人の前では言えなかった。「明日から令和ですね。回復したらまた元気に過ごそうね」というのが精いっぱいであった。70才では短すぎる人生だもの!
     
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