社会福祉法人 あおぞら共生会
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【理事長 明石邦彦のつぶやき】 平成から令和に! 皆で元気の出る共生社会作りを目指しましょう! 2019/4/1
 4月1日に新元号の名称が発表されました。いくつかの案の中から決められたようです。平成は自然災害が多く、多くの命と富が消えた時代であったと思います。新天皇の時代が多くの困難を克服して安寧な時代になればと願っています。
 さて、昨年度は法人運営において色々な課題が出ました。その反省を生かして今年度の運営目標を以下のように決めました。

令和元年度の運営方針
①30周年記念事業の実施
 平成元年に地域作業所「あおぞらハウス」を立ち上げて、30年を経過しましたので、記念事業や記念冊子の発行を考えています。30年の間に、グループホーム(GH)や就労継続支援B、サポートセンター(SC)、相談支援機能等を順次開設し、支援のための3点セットを整備いたしました。今ではそれぞれの部署がそれなりに力を発揮している現状がありますが、より一歩進めた支援の有り様が問われています。その一環として10年の長期計画を作成します。次の10年に向けてあおぞら共生会がどのようなものを大事にして進むかを明確にします。
②利用者支援における相談支援機能との密なる連携
 昨年は利用者支援において相談支援の巻き込みが遅れて、利用者の方に辛い思いをさせた面がありました。自分の組織内の問題として処理することなく、相談支援を巻き込んでの、より深い支援を目指します。
③GHとSCの一体化推進(資格者の拡充:介護福祉士、強度行動障害など) 
 一昨年以来、GHの職員で資格を持つ者がSCの支援要請に応じて仕事ができる流れを形成してきました。今年はGHの常勤職員に限らず、非常勤職員も積極的に資格取得に努め、SCの活動幅を広げるようにいたします。
④不適切支援(虐待)事例の収集と支援会議での活用
 昨年は不適切な支援としてブルチェロ(BC)のトラブルを行政に届け出いたしました。暴力や金銭トラブルのような問題であると誰でもわかり、すぐに注意ができます。しかしながら、心理的な虐待は以前なら教育指導・訓練となり、虐待問題とはなりにくい面がありました。しかし、障害者虐待防止法が施行された今、利用者の人権を守るという意識が大事です。利用者への言葉かけはより丁寧さが求められています。そのために身近に起こる不適切な支援について論議する場を設けたく思います。そこで、相談支援センターに虐待や不適切支援の事例を集めていただきました。この事例集をもとに毎月行われる各所の支援員会議で不適切事例の検討タイムを設けて問題の所在がどこにあるかを考えて、職場の支援スキルの改善につながるような機会といたします。そして、利用者の人権を大切にし、意思疎通の良い、明るい職場づくりを目指します。
⑤次世代体制への準備
 以前から申し上げていることですが、3役の年齢も後期高齢者に向けての一歩を踏み出すほどになりました。トップの交代は喫緊の課題ですが、性急に進めては組織の瓦解にもつながりかねません。職員の実力も判断しながら禅譲を図りたく思います。また、必要ならば外部の方の導入も視野に入れながら考えます。

 まだまだ、課題の多い組織です。利用者の要望に応じて、今後も色々な支援を試み、利用者の方のQOLを高めたく思います。今年もご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

写真:①令和と決まりました ②新年度のスタート


 



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