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2月に全職員向けに全体研修を実施した。45名ほどの参加があり、盛会であった。司会者が黄色のセーターで登場した。「あれー前後が逆ではないか」と思った。老婆心ながらご注意申し上げたら「このままでいいんです。デザインがこうなっていて、前と後ろが逆に見えるようなデザインです」と言い切られてしまった。多くの方も同じような印象を持たれたようで、「逆だよ」と言って注意してくれたようだ。本人も注意してくれる人がいることを楽しんでいるようでもある。「まったく!紛らわしいな!」と心の中で思った。
逆に、私の場合はセーターを裏返しで着込んで、床屋さんから注意を受けた。昼間はセーターの上にジャンバーを着込んでいたので、裏返しになっていることに周りの人も気が付かなかったのであろう。床屋さんではジャンバーを脱ぐので、指摘されたのである。私は朝から着用しているセーターであるので、まさか裏返しとは思っていなかった。一度襟首のところにあるマークを確認したのであるが、残念ながらのミスである。指摘を受けた瞬間はちょっぴり恥ずかしくて、大汗をかいてしまった。いつもの袖口のマークが反対側についていておかしいなと思ったのであるが、後の祭りであった。
そういえばデザインが凝っていて、前と後が良く分からないTシャツが多いなと思っている。心しておかないと同じ轍を踏みそうだ。何度も失敗すると「認知症では?」とのレッテルを貼られかねない年である。
写真:デザインの妙(前後・裏返し)
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